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2014年4月 6日

サクラサク。

春ですなあ。

既に東京ではサクラは満開の時期を通り越して、やや葉桜になってしまったものもありますが、それでも街のいたるところでサクラの花が咲き誇っています。雪景色とは別の意味で、白さを増した街の色彩に新鮮な印象を感じています。

ツイッターやフェイスブックでもサクラの花盛りですね。ネットを通じて各地のお花見ができるのは、素敵な時代になったものです。みなさんの写真はそれぞれこだわりがあっていい。花見の宴会写真も楽しい。

ぼくのブログはムダに長文なのですが(苦笑)、文字ばかりでは「花」がないので、近所で撮影したサクラの花をところどころに挿入していくことにしましょう。弟から借りたNikonのD60 で写真を撮っています。


1404_sakura1.JPG


お花見で賑わう公園の風景もいいけれど、学校の校庭に咲くサクラが好きです。幼稚園や小学校、中学、高等学校、大学。いずれにしても春は卒業と入学のシーズンであり、古い思い出が終わるとともに新しい生活がはじまる。そんな時期、ほんのりピンクでありながら遠目には真っ白なサクラは、新しい門出を祝福してくれているようです。日本人でよかったなあと感慨に耽ることしきりです。

サクラの曲を作ってみたことがありました。「サクラサク。」というタイトルです。北乃きいさんにも同名の曲があり、さだまさしさんが小説を書いているようですね。映画も公開されているとか。同名の曲も小説も映画も、ぼくは詳しくないのですが、この「サクラサク」という言葉には、日本人には特別の感情があるのかもしれません。特に昭和の時代に生きた人間にとっては。

「サクラサク」は受験のとき、合格の電報として使われていた言葉でした。届くと嬉しい言葉なのです。でも、最近では電報なんて打たないのではないでしょうか。スマートフォンがある。メールで済ませてしまうかもしれません。


1404_sakura2.JPG


ぼくが「サクラサク。」という曲をを作ったのは2006年の2月25日。大学時代の同窓生と共同でブログを書いていたとき、そのうちのひとりの方の娘さんが受験に見事に合格。お祝いをしたくて曲を作りました。受験はもちろん就職など、新しい世界に旅立っていくひとたちにエールを送りたいと考えました。

現在、ブログのトップページにもSoundcloudにアップした「サクラサク。」を聴けるようにブログパーツを貼り付けていますが、こちらの記事にも貼り付けておきます。Vocaloid MEIKO という初音ミクの前身になった歌うソフトウェアを使っています。すべてパソコン上の打ち込みで作りました。



この曲を紹介したところ、フェイスブックで「Vocaloidじゃなくて歌ってほしい」というようなご要望をいただきましたので、弾き語りしてみました。

そもそも打ち込みで作っているとき、ぼくはコードを認識して作っていないんですよね。なので、どんなコードなのかわからない(苦笑)弾き語りをするにあたって、メロディからコードを付け直してみました。

さらに自分流の弦の押さえ方をしています。たぶん、カポ7で、Fなんとか、Cなんとか、Amなんとかのシンプルな3コードなのですが、「あ、この音気持ちいいかも」とおもった音を押さえているので、なんというコードかわからん。ついでに、イントロとサビを作っているとサクラが散ってしまうので(笑)、歌のみの部分で作りました。YouTubeでお聴きください。



歌詞を載せておきます。

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サクラサク。 
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サクラ咲く未来に 続いてるこの道
遙か遠く青い空 かすんでみえる山並み

きみはどこへ行くの
明日旅立ちのとき

夢を忘れないでいて
そっと鞄に詰めて

サクラ咲く春の日 少しだけ切ない
踏み切りの向こう側 手を振るきみがみえない

きみはきみでいればいい
いつも どんなときにも

雨がきみを濡らしても
傘はここにあるから
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春は新しいことをはじめるのに最適な季節です。何かしたいなーとおもっていたところ、100円ショップで観葉植物をみつけて、テーブルヤシを育ててみることにしました。

こちらもフェイスブックにアップしたところ「素焼きの鉢に植え替えて、霧吹きが必要」というアドバイスをいただいたので、早速100円ショップで購入。毎朝、テーブルヤシくんに水をあげて、しゅっしゅっと霧を吹きかけてあげることが日課になっています。


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何かを育てるっていいですね。ささやかなぼくの愛情を受け取ってくれたのか、テーブルヤシくんはぐんぐん育ち、葉を増やし続けています。その生命力に元気づけられることが大きい。

彼に負けないように、ぼくも自分を成長させていきたいと考えています。今月、ぼくはなんと50歳になるのですが(やれやれ)、まだ自分は発展途上であると感じています。もちろん年齢に相応しい成熟した大人になりたい。けれども思考の硬直した頑固じじいにはなりたくない。しなやかに年齢を重ねていきたいですね。出窓の日溜まりのなかで、すくすく葉を拡げている(100円ショップの)テーブルヤシくんから、毎朝、元気と成長する力をいただいています。

元気といえば、ライターとして大塚製薬様の「キミハツ」というサイトで、ライフハックの記事を書かせていただきました。コンビニの活用方法についての記事です。


■新人ノマドワーカーに伝授した、コンビニ活用法5選
http://kimihatsu.com/life/0001.html
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オロナミンCの「元気ハツラツ」のキャッチコピーは子供の頃から馴染みの深いものでした。「キミハツ」というサイトでは、いきいきと働く若い世代の方々を紹介する記事が掲載されています。チャレンジ精神旺盛だったり、プロとしてのこだわりがあったり、読んでいると元気が出ます。あやかりたいですね、この元気。

あ、追記ですが、これは成城学園前の駅ビル、CORTYの三省堂書店で配られていたポストカードです。サクラのデザインが素敵だったので3枚もいただいてしまった。


sakura_corty.jpg


サクラの花を楽しめる時期は短いものです。でも、だからこそ堪能しておきたい。そしてサクラの時期が終わると、新緑の季節がやってきます。そうやって季節は巡って、またサクラの時期がくる。

ひとつひとつの季節をていねいに感じていたいとおもっています。

投稿者 birdwing 日時: 05:22 | | トラックバック

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