2004年11月30日
ネットメディア
So-netのブログがオープンβサービスを開始したり、gooがスタイルシート編集機能をリリースしたり、ブログの世界のニュースが気になります。ティッピング・ポイントということが言われますが、発火してある臨界点を超えると爆発的に広がっていく。爆発したあとで何か仕掛けようとしても難しい。これから爆発するであろうことを予測するのが大事なわけですが、預言者でもなければ難しいものです。科学的な視点はもちろん、ある程度直感みたいなものも重要になるのかもしれません。
Wired Newsにこんな記事がありました。
大統領選でブログの力に気づいた大企業が、メディアとして活用するためにブログを買収していく、というシナリオです。なんとなくわかる反面、日本ではいまひとつ実感できていないところもあります。SNSなんかも買収の対象になっていくのでしょうか。
といっても、最近の日本のプロ野球の動向などからも、IT関連企業が社会的にも力を付けつつあるように思いました。
さらに、こんな記事もあります。
■米国の広告市場の5.46%がインターネット広告に~米TNS調査
オンライン広告にも次の波が来ているのでしょうか。バブルで終わってほしくない。とにかく波に乗り遅れないようにしたいものです。
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2004年11月29日
ブクログ
テキスト中心のメモとしてはてなを利用しているので、現在、写真をまったく使用していません。原則として写真を投稿しない、ということをとりあえずのポリシーとして決めているのですが(原則なのでいずれ崩れるかもしれません)、ビジュアル素材を投稿すると、まったく違うものになると思います。華やかさが違う。いままでブログを書いてきて、おすすめの本を紹介するときだけ本の装丁が入っていたのですが、それだけで情報の質が変わるような気がしました。視覚的な効果というのは大事だと思います。
SNSはもちろん、多くのブログでもおすすめの本やCDを登録できるようになっていますが、文章で書かれていることはもちろん、どんな本を読んでいるか、どんな音楽を聴いているか、というチョイスによって、書き手がある程度想像できる。情報にしてもそうかもしれません。どんな視点で、どの情報を引用するかで、書き手のセンスが問われる。
ところで、視覚的という意味では、以下のサイトは面白いと思いました。
最新のテクノロジー(JavaScript)を駆使した画期的なインターフェースを装備。あなただけのヴァーチャル本棚が完成いたしました。アマゾンとの連携により書籍・CDを登録、あなたの所有欲を満たします。書籍・CDにはランク、レビューも登録可能。
本棚のインターフェースで、自分の登録したアイテムがざっと表示できるようにもなっている。誰かが考えそうなことではあるのですが、「所有欲」のようなものをそそるところがうまいと思いました。とにかく、マスメディアで広告されているものよりも、インターネットを通じて信頼できる誰かがおすすめしてくれたものを最近よく購入する傾向にある気がします。
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2004年11月26日
ブラウザが熱い
インターネットで情報を検索して、複数のページを比較しながら平行して読む進むような作業をしていると、タブ型のブラウザは非常に重宝します。というよりもタブ型ではないと、ウィンドウの行列ができて混乱する。
いろいろと試してみて、現在はSleipnirというフリーのブラウザをメインで利用していますが(IEも時々利用。サブマシンの方はOpera)、これは機能が豊富ですばらしい。プラグインでRSSリーダーも使っていますが、至れりつくせりという感じです。ところで、この作者のパソコンが盗難されて、開発中止になるかもしれないとのこと。
■「Sleipnir」「PictBear」の作者のパソコンが盗難に遭い開発中止に!?
これだけ作り込んだブラウザのソースコードが全部盗まれたとしたら、大変なことですね。仕事中にPCがフリーズして作業中のデータが消滅するどころの騒ぎではありません。ひどいやつがいるものだ。
というのも、やはりブラウザ関連がいま熱いからかもしれません。ちなみにWebブラウザのシェアでは、MozillaのFireFoxが好調のようです。24日の記事です。
■WebブラウザシェアでMozillaが躍進、IEは90%割れ
Operaも画面に合わせてレンダリングする機能を開発した、というようなニュースがありました。
■小さな画面でも横スクロール不要、OperaがWebレンダリング技術
ブラウザもどんどん進化していくのでしょう。OperaはWindows Mobile対応ということも発表しましたが、携帯電話でPCサイトを閲覧できるようなブラウザも今後ますます活発化していきそう。
画期的な技術やインターフェースが出てくるのが楽しみです。
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2004年11月25日
統合の動き
昨日取り上げたビジネスプランの本を読んでいるのですが、事業って何だろうと考えはじめると、ニュースを眺めても事業統合の動きが気になります。
■楽天、ソーシャルネットワーキングサービス事業の新会社を共同設立
GREEは個人で運営されていることが特長的だと思っていたのですが、ついに事業化されてしまうんですね。11万人の会員は魅力的なのでしょう。
メディアの業界でも合併のニュースがありました。
■ソフトバンク・アイティメディアとアットマーク・アイティ合併に合意
新会社アイティメディア株式会社は、700万人/月のユニークユーザーと1億強のページビュー/月(両社運営サイトの単純合算、両社調べ)を有する国内最大級のIT系オンライン専門メディア企業となります。資本金は3億6,000万円で、社員数は92名(両社の合計人数。契約社員・アルバイト社員を含む)となる予定です。次世代経営者・マネジメント、ITプロフェッショナル、高感度コンシューマを対象としたコンテンツ強化をしていくとのこと。サイトとしてはどのように統合していくのでしょう。フォーラム化されている@ITのページは、なかなかよいと思っていたのですが。具体的な事業展開はこれからだと思うのですが、いまひとつ統合されたサイトのイメージが浮かびません。
海外でもこんな動きが。
一時期は過激だった攻防戦ですが、まだ続いていたんですね。
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2004年11月24日
手を動かしながら考える
文章とレイアウトあるいは図解(チャート)は別々に存在するものではなくて、コンセプトによって統一されていることが望ましいと思います。あえて述べる必要もない当前のことですが、書店で本を探していると、図解だけは立派なんだけど文章がお粗末な本がある。逆に、内容はしっかりしているのにこのレイアウトはないだろう、という本もある。
たくさん本を読んでいるうちに、なんとなく感覚的に「この本はよさそうだ」というアンテナが研ぎ澄まされてくるような気がします。もちろんそれは自分にとってのセンサーであって、他のひとがどうか、というのは別かもしれませんが。
「手を動かしながら考えるビジネスプラン」は、センサーに触れてよいと思った一冊です。
手を動かしながら考えるビジネスプラン 広瀬 幸泰 翔泳社 2004-11 by G-Tools |
事業計画書に関する本をいくつか探していたのですが、なかなかいい本がありませんでした。具体的な事例を示した本は一冊あったのですが、どこかしっくりこない。「手を動かしながら考えるビジネスプラン」は、実際の事業計画をシミュレーションしながら読み進めていくことができます。15年間コンサルティングをされてきた方が書いているので、かなり実務に近い。
そもそも僕はマニュアル制作をやっていたこともあったので、実用書であれば、モジュール化されている本に魅力を感じます。つまり、見開きでひとつのテーマが完結するとか、テーマごとにまとめが書かれているとか、章の終わりにコラムがあるとか。
それから「手を動かしながら考える」というタイトルもいい。頭脳もカラダの一部だから、動かしながら考える必要があるのかもしれません。考えているだけで動かないひとも多い。どんなにたくさんのことを考えていても、動かなければ何もしないのと同じです。
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2004年11月19日
カイゼンと成長
業務改善をテーマとした提案書を今日中にまとめる予定。昨日いただいたお話で「じゃあ、月曜日までに」と返答したのですが、月曜日はお休みをいただく予定でした(TDLで家族サービスです。天候と家族全員が風邪をひいていることが不安)。時間はありませんが、限られた時間のなかで仕上げていく仕事は気持ちがいい。このブログも30分という制限時間を設けて、その中でサイトを巡回してテーマを見つけ出し、がーっと書くようにしています。
日本の企業は改善が好きですね。得意でもある。そして、僕も改善は好きです。いまよりもよい仕事をしたいし、常に向上心を持っていたい。問題点をみつけ出して改善していくことで成長したい。
Blog関連の情報でも、さまざまなカイゼン(改良?)のネタを見つけました。というか日本語化ということが中心なんですけど。
オープンソースのCMSを検討していたときに、ZOPEかXOOPSか、ということで迷いました。ZOPEの方が洗練されている感じがしたのですが、たまたまそのときお話していた協力会社さんがXOOPS中心だったので、じゃあXOOPSで、ということになったのですが。今回のプレビュー版にあたって、価格体系の見直しや開発者支援プログラムの展開も要チェックです。
こちらは徐々に日本語化されていくようですね。
β版を公開して、ユーザーの声を取り入れながら「カイゼン」していく方法も、SNSなどでは一般化しているように思います。そんな段階的な構築ができるのもインターネットのメリットでしょう。
下記のライブドアのブログでは、ユーザーからの反発で利用規約における著作権の記述を変更したとのこと。
顧客中心の考え方ですね。あっ、そうだ。これから書かなきゃならない提案書も、それがテーマでした。
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2004年11月18日
ブログ出版
低迷している出版業界で、文芸社や新風舎*1という自費出版を事業とする出版社が伸びているらしい。とはいえ、日刊デジタルクリエイターズ*2のメールマガジンにも書かれていたのだけれど、どうも自費出版というのはマイナスイメージがある。つまり、本物の出版ではなくて、作家デビューしたい素人の気持ちを利用した悪徳事業であると(そこまで言っていないか)。
実は新風舎の松崎義行社長は知人でもあり、新風舎に関しては僕は擁護したいと思っています。けれども、なかなか実際まではわからない。発行点数が多く、しかもアマチュアの本だから、装丁のデザインもすごく安くてデザイナー泣かせである、などというウワサも聞く。作家気取りのふつーのひとを担当して、編集者としてのモチベーションを維持できずに辞めていく社員も多いらしい(ほんとうのところはわかりません)。
しかしながら、ブログがこれだけ普及してきて、ブログの内容を出版するサービスも数多く出てきている。これは自費出版系もしくはインディーズ的なニッチな分野の出版ではビジネスチャンスではないのか。特に、欧米ではその傾向があるらしい。
■Webマーケティングの近未来 第11回~欧米での企業ブログの現状(その4)
インターネットが普及し始めたころに、Yahoo!やLycosなどのオンラインメディアが生まれてきたように、アメリカではブログのみを複数出版するメディア会社が出てきている。このようなメディア会社が出てくるということで、メディアとしてのブログの層の厚さや、進化の先が見えてくるのではないかと思う。
Blogでは個人が情報をどんどん発信できる。同様に、セレブなひとたちも次々に情報を発信して、身近な存在に思えてくる。JUGEMのように「× JUGEM 」*3という著名人や企業とのコラボレーションも展開できる。デザインが凝っていて、ブラウザ上で見ていても楽しい。
ただ文章を書く人にとっては、活字で印刷して本にしたい、という要望はあるのではないだろうか。そんな人たちのために、ブログからオンデマンド印刷のような形の出版サービスがもっと増えてくれるといいんだけど。
*1:表現するひとのための出版社。コンテストも実施。外苑前に熱風書房という直営の本屋さんもある。http://www.shinpusha.co.jp/
*2:クリエイター系のメールマガジン。玄光社で編集長などの経歴を持つ柴田氏が発行。http://www.dgcr.com/
*3:この会社のやることには期待しちゃいます。キヌガサにしても。http://jugem.jp/jugem/collabo/
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2004年11月17日
セマンティックWeb
ぼんやりしていたら「モバイルアドフォーラム2005」に行けなくなってしまいました。ホリスティックコミュニケーションの本を書かれた電通秋山氏の基調講演があったので、これは行かねばと思っていたのですが、断念。行動力が低下しているような気がします(昨日久し振りに飲んだせいか?)。
いくつかの企画を同時進行させようとしていますが、Blogについて考え始めるとBlogのニュースがやたら目に入ってくる。リサーチについて考え始めると、リサーチ関連の情報感度が鋭くなる。そもそも、考える、ということをテーマにしていたので、考えるというキーワードにも過剰に反応してしまう。それで、注目したのがキーマンズネットの記事でした。
▼考える人ならぬ「考えるWeb」登場?「セマンティックWebってなんだ?!」
http://www.keyman.or.jp/ml/006/30000872/566424/V8L2xggy9/
非常にわかりやすく解説されているのですが、以下だけ読むとなんだかわかりにくい気もします。
セマンティックWebにおける「意味の記述」を行なう基本技術として、XMLを利用した形の記述を行う「RDF」(Resource Description Framework)と「OWL」(Web Ontology Language)の2つがある。2004年2月にW3C(World Wide Web Consortium)において技術仕様が勧告(正式に規格になること)されている。RDFはページの意味情報であるメタデータの記述を行い、OWLはメタデータを記述するための用語やオントロジー(スキーマ)の定義を行う。
でも、実際にどのように使われるかという実例が参考になった。サイトの意味が記述されているので、関係性がマッピングできるとのこと。これってすごくないですか。
余談だけれど、息子の学校の話を聞いていて、誰が誰だか登場人物がわからなくなって、図解したことがあった。彼と彼はサッカーつながり、とか、○丁目つながり、とか。サッカーというのはスポーツの概念で、○丁目というのは地域だ。これはスポーツのコトバですよ、地域ということですよ、というのを記述するのがOWL、つまりオントロジーなのだろうか。ばらばらなサイトが、つながりで束ねられる。
mixiやキヌガサなどのSNSにもそんな機能があるといい。手動でコミュニティを辿ったりして似た趣味のひとを探したりするんだけど、いろんなキーワードで「おとなり」関係の人物をサイトが紹介してくれるとか。もはや、ありそうな気もします。そうなってくると、現状の検索サービスも変わってきそうですね。
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2004年11月16日
ついてくる情報
保険証を交換したところ、紙からカードに変わっていた。しかも一家にひとつじゃなくて各自に一枚。そんなわけで自分の家には4枚の保険証がある。失くしてしまわないか心配だ。診察券と間違えてしまいそうだし、他のカードにまぎれてしまうおそれもある。
将来にはRFIDか何かのタグで管理されるのだろうか。もしかして、カラダに埋め込まれちゃったりして。なんてことを考えていたら、本当にカラダに埋め込んじゃった教授がいた。しかも、そのタグからウィルスに感染するなんてことを言っている*1。コンピュータウィルスって風邪じゃないの?なんてことをパソコンの初心者はよく言いますが、冗談では済まされないことになりそうです。
■「将来の人間はコンピュータウイルスに感染する」、英教授が警告
うーむ。サイボーグにはなりたくありません。SFの世界ですね。
そういえば、印刷に関する技術的なレポートを書いていたのですが、そのなかにJDF(Job Definition Format)*2という考え方が出てきた。つまり、印刷に関わる仕様書をXMLなどの技術によってデジタルで管理することらしい。いままで紙の伝票で、ほれ、これでDTPでレイアウト組んで、印刷してと回していたペーパーが、デジタルで配布され、担当者もそれを読むし、機械もそのデジタルの仕様書を読み込む。便利そうなのですが、どうなのかな? 余計に面倒になったり設備投資が必要な気もします。JDFの概要は以下のページ。
■「外なる生産性向上」と「内なる生産性向上」(JDFとのかかわり)
デジタル化されて、いろんなものに情報がついてくる。21世紀だなあと感じる今日この頃です。
*1:CNET Japanの11/15のニュースです。結城浩さんのRSSから情報を得ました。http://www.hyuki.com/tf/20041116121146.html
*2:CIP4という流れのなかにある技術のようです。CIP4については英語ページですが、http://www.cip4.org/
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2004年11月15日
社長ブログ
先週末は急ぎの仕事に追われて修羅場のようでしたが、それも終了。静かな一週間の始まりです。まずはブログを巡回*1。
ちょっと遅れた感じもありますが、社長ブログがどうなっているのか、ざっくりと探してみました。広報的な手段として注目されている、などの記事があったのでたくさんあるんだろう、と思っていたのですが、意外に目新しいものはない。
以下、IT関連を中心に社長ブログを集めてみました。順不同です。
■マイクロソフト株式会社 古川享氏
古川 享 ブログ
■ニフティ株式会社 古河建純氏
古河建純 インターネットBlog
■株式会社はてな 近藤淳也氏
jkondoの日記
■株式会社ライブドア 堀江貴文氏
livedoor 社長日記
■エキサイト株式会社 山村幸広氏
エキサイト社長、山村幸広のインターネットブログ
■株式会社ネットエイジグループ 西川潔氏
情熱起業列島 ~西川潔が起業を語る~
■デジタルハリウッド株式会社 杉山 知之氏
校長日記
■株式会社 サイバーエージェント 藤田晋氏
渋谷ではたらく社長のblog
■株式会社ネオテニー 伊藤穰一氏
Joi Ito's Web
■株式会社ドリコム 内藤裕紀氏
Number7110
■株式会社ペーパーボーイアンドコー 家入一真氏
株式会社ペーパーアンドコーの社長の家入って人のブログ
■グローバルメディアオンライン株式会社 熊谷正寿氏
クマガイコム
■株式会社ムラウチ 村内 伸弘氏
社長日記 - ムラウチの社長ブログ
■コマースリンク株式会社 春木博氏
HARUKI-Blog
■インフォテリア株式会社 平野洋一郎氏
笑門来福 (わらうかどにはふくきたる)
■ターボリナックス株式会社 矢野広一氏
Turbolinuxいただき日記
■マネックス証券株式会社 松本大氏
マネログ MONEX'BLOG
■株式会社チェリーベイブ 千葉麗子氏
千葉麗子のIntegral Beauty
■イー・ウーマン 佐々木かをり氏
佐々木かをりの「今日の想い」
■株式会社エイガアル 伊藤淳子氏
渋谷で働く女社長のblog
■株式会社ニューズ・ツー・ユー 神原弥奈子氏
minako's blog
■2ちゃんねる ひろゆき氏
元祖しゃちょう日記
■Gree運営人 田中良和氏
Tanakayoshikazu.com
■有限会社カンダニュースネットワーク 神田敏晶氏
KandaNewsNetwork
■KFi 木村剛氏
週間木村剛
■YellowCab 野田義治氏
野田社長の巨乳ビジネス概論
IT系じゃないものも入ってしまいました。ふつうに昼飯をどこで食べた、みたいな日記もありますね。トラックバックやコメントで叩かれている方もいらっしゃるようです。
家入社長のページは派手ですね。レコメンドのところで、Bell and Sebastian(ベルセバ)のアルバムがあったのでおおっと思いましたが、ここでは控えます。
これが広報的になっているのでしょうか? 確かに親近感がわくものもあるかと思いますが。
とはいえ、ふつうは何を考えているのかわからないトップの考え方や行動が社内・社外からもガラス張りになった、ということは、よい事も悪い事も、加速度的に進行してしまう気がします。経営者にはマネジメント能力だけではなくて、文章力が求められるようにもなるのでしょうか。たいへんな時代になったものです。
*1:作成にあたっては次のサイトを参考にしました。
□有名人ブログ集 http://klaxon.uiui.net/celeb/archives/cat_g_president.html
□近江商人JINBLOG http://blog.goo.ne.jp/huehara88/e/53c55f2e6dc7a4bd49a4bbc18f1b8c15
□コンサル会社ペーペーの思い付きコラム http://blog.livedoor.jp/brucemicro/archives/327149.html
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2004年11月12日
gooブログMAP
ちらりとmypop*1の情報を見たら面白そうなページが。
ブロガーの更新情報が地域で表示されるらしい。検索のインターフェースを変えただけですが、なんか面白い。
あっ、これリアルタイムでポップアップしてくるみたいです。地図の上に泡が出てくるみたいに、ぽこ、ぽこ、と日記のタイトルが表示される。へえ。
じっくりと見ていたいところですが、そろそろ時間。さて、出掛けてきますか。
*1:デスクトップに情報を表示してくれるプッシュ型のサービス。RSSリーダーの機能もあるので、なかなか便利です。
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2004年11月11日
日本のエンジニアが選ぶ本物のエンジニア23人
リクナビでエンジニアが選ぶ本物のエンジニアという調査を発表していました。
エンジニア500人(25~39歳)にアンケートを行った結果、92人の「本物のエンジニア」の名前が挙がった。そのうち、3票以上を獲得したエンジニアは23人とのこと。かなり票がばらばらになったような気がします。1位は本田宗一郎。そして2位はビル・ゲイツ。3位にはトーマス・エジソン。
次の回答が面白かった。NHK「できるかな」、のっぽさんとのこと。
冗談のような感じがするでしょうが、幼少の時に番組を視聴して、モノづくりの素晴らしさを強く影響受けた(機械設計・32歳)
幼少のとき、なりたいひとを見つけるのは大事なことかもしれません。
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2004年11月10日
カリスマに学ぶマーケティング
かっこいいブログを探してインターネットに旅に出るつもりでしたが、企画書と資料たちに呼び戻されました。残念。時間がありません。やっとひとつ片付けましたが、金曜日までにもう一件。プレッシャーです。体調もいまひとつ風邪気味だし。
先日、俯瞰して考える、ということを書きましたが、いま読んでいる本はまさにそういうタイプの本です。「カリスマに学ぶマーケティング」。
なかなかいい本かも。ドラッカーや、アーカーや、コトラーや、セス・ゴーディンとか、マーケティングの達人の考え方をざーっと読むことができる。すごくわかりやすい。この本で体系をつかんで、さらに興味のある本を追求していくのがいいでしょう。一日に一度は本屋に行かないと落ち着かないひとなのですが、選ぶのを失敗した本も多い。装丁で選んでしまっているからかもしれませんが、だからよいブックガイドが必要です。
達人というのは、やっぱりどこか突き抜けているものかもしれませんね。コトバに重みもある。突き抜けたいものですが、まずは仕事。仕事。
カリスマに学ぶマーケティング―1冊でわかる最新コンセプト ジョセフ・H. ボイエット ジミー・T. ボイエット Joseph H. Boyett Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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2004年11月 9日
Movable Type
内容が良ければデザインはそこそこでいいじゃん、という方もいらっしゃいますが、デザインは大事です。企画書や資料だって、よいデザインにしたい(凝りすぎる必要はないと思いますが)。そして、よいデザインとは?と考えると、案外シンプルなものだったりします。
社内の同僚がMovable Typeでテストブログをあっという間に立ち上げてくれました。いろいろと試しています。面白い。写真を貼り付けたり、トラックバックをしてみたり、管理画面をいじってみたり。
CMSとしては、オープンソースのXOOPSを使えないかと考えていた時期があったのですが、XOOPSは親近感がわくのですが、いまひとつ細部が洗練されていない感じがして残念でした。もちろん、XOOPSを使ったかっこいいサイトもたくさんあります。それにロゴ自体はすごく好きなんですけどね。Movable Typeはまったく別ものなので、比較するのもどうかとも思いますが、何もいじらない状態でMovable Typeには何か洗練されたものを感じています。
あとはスタイルシートですね。はてなもいくつかテンプレートが選べるようになっているのですが、昨日の夜にちょっとカスタマイズしようとしていじったら、大変なことになってしまった。勉強しなければ。。。
ちょっと洗練されたブログを探してインターネットの旅に出ようと思います。
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2004年11月 8日
シンキング・テンプレート
休日返上で関わっていたアンケートの分析がやっと終わりました。
グラフをざっと眺めてコメントを書く、という作業を繰り返してきたのですが、空間的な考え方と線的な考え方を行ったり来たりしてるなあ、と。そんなわけでついつい仕事をしながら「考えること」について考えてしまいました。ツールとしてはPowerPointを使っていますが、これは空間的に考え方をまとめるにはよいツールです。では、線的に考えるツールはというと、かつてアウトラインプロセッサというものがあったことを思い出しました。まあ、PowerPointもその機能はあるわけですが。
ところで、一太郎が最近、シンキング・テンプレートというコンセプトを打ち出しているようです。家電量販店をうろうろしていたら「企画書が変わる」というジャストシステムの小冊子が目につきました。ConceptBaseなどナレッジマネジメントに力を入れている会社なので、ワードプロセッサではなくて、シンキングプロセッサのような形で売り出しているのかもしれませんね。なるほど。
なんと一太郎でスライドショーもできる。企画書といえばPowerPointと思っていたのですが。かつてはWordと競合だったような気がしますが、Officeとの連携も強化されているようです。
■一太郎2004
http://www.ichitaro.com/2004/index.html
とはいえ、いちばん大事なのは、ツールよりも自分のアタマのなかに思考のテンプレートを作ることだったりします。これがなかなかできません。
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2004年11月 5日
ブログサービスサイト比較調査2004
仕事ではキャンペーンのアンケートデータを集計・分析中です。いつも思うことですが、アンケート調査は設計が重要。仮説を立てて検証すること。もちろん仮説通りの結果となっても面白いし、まったく違った結果になればさらに面白い。今回のお仕事は設計まで携わっていませんが、設問の向こうにある仮説を読み取りながら分析しています。とはいえ週末も仕事しそうで辛い。
独自調査であれば、どんなテーマを設定するか、ということがいちばん重要になりますね。旬なテーマであること。早いもの勝ちです。
ところで、ネットアンドセキュリティ総研が「ブログサービスサイト比較調査2004」という調査を発表しました。これは一般向けのブログ、いわゆる日記を中心にサービスの利用状況や満足度を調査しているようですが、ブログサービスのランキングと評価もあるとのこと。ランキングが気になります。企業はもちろん、一般の消費者もランキングが好きですね。調査をパブリシティに展開するときには、ランキング的なものが受けるかもしれません。
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2004年11月 4日
東京ネットムービーフェスティバル
ブロードバンドなどという言葉はもう一般的で古くなりそうな勢いさえありますが、東京ネットムービーフェスティバルというイベントがあって注目していました。
何を注目していたかというと、「ブランドコーポレート部門」があるということ。これは企業の動画コンテンツのなかから優れているものを表彰するものです。いつアップされるんだろうと思っていたのですが、10月の22日にアップされていました。
うーむ、BMW、ネスレ、日産とあまり目新しいものはないですね。しりあがり寿さんのインタビューがあったりします。
ちなみに宣伝会議の11月号にもネットムービーの特集があります。
TVのCFに変わって、ネットムービーが製品や企業のイメージづくりに貢献するようになるんでしょうか。というよりも、どちらか、ではなくて、TVとインターネットを両方視聴するような感じになる気がします。
僕はJ-Waveを聴きながら、インターネットで情報を検索したりしますが、これが結構自然なんですね。「ながらメディア」が増えていく予感。TV対インターネットという構図はないんじゃないんだろうか。
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2004年11月 2日
ES細胞
ブログに関連するお仕事をしなければならなくて、SNSはやってるけどブログは続かなかったなあ、などと考えていたところ、そういえば、はてなに登録していたっけ、と思い出しました。ちょこっと書いてみるか、という気分でブログを立ち上げてみました。
お仕事の同僚は、以下のようにメールに書いています。
ブログはどんな定義も当てはまらない、 人間でいうとES細胞みたいなものなんじゃないかと理解しています。 つまり、展開しだいで何にでも育つ、コミュニケーションの芽みたいな。
詩人ですね。なかなかいいことを書きます。
とにかく簡単にページを立ち上げられるし、どちらかというと内容が大事なので、文章を書きたくてたまらないひとにはいいかもしれません。
金曜日に彼と飲んだのですが、ちょっとのつもりが焼酎のボトルを空けていた。。。ブログもそんなものかもしれません。はまると奥が深そう。
何か新しい仕事、わくわくするような仕事をしたいのですが、そんな仕事を探しながら、情報やアイディアをストックしていくつもりです。
メールやインターネットで取得する情報は大量すぎて、どうしてもするっとスルーするものばかりですが、ぴんときたものをキャッチアップして、考察してみたい。そんなわけで「考え中」です。考えることは大事です。考えることをやめてしまうと、仕事も作業になってしまう。
続くといいんだけど。
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