2004年11月17日
セマンティックWeb
ぼんやりしていたら「モバイルアドフォーラム2005」に行けなくなってしまいました。ホリスティックコミュニケーションの本を書かれた電通秋山氏の基調講演があったので、これは行かねばと思っていたのですが、断念。行動力が低下しているような気がします(昨日久し振りに飲んだせいか?)。
いくつかの企画を同時進行させようとしていますが、Blogについて考え始めるとBlogのニュースがやたら目に入ってくる。リサーチについて考え始めると、リサーチ関連の情報感度が鋭くなる。そもそも、考える、ということをテーマにしていたので、考えるというキーワードにも過剰に反応してしまう。それで、注目したのがキーマンズネットの記事でした。
▼考える人ならぬ「考えるWeb」登場?「セマンティックWebってなんだ?!」
http://www.keyman.or.jp/ml/006/30000872/566424/V8L2xggy9/
非常にわかりやすく解説されているのですが、以下だけ読むとなんだかわかりにくい気もします。
セマンティックWebにおける「意味の記述」を行なう基本技術として、XMLを利用した形の記述を行う「RDF」(Resource Description Framework)と「OWL」(Web Ontology Language)の2つがある。2004年2月にW3C(World Wide Web Consortium)において技術仕様が勧告(正式に規格になること)されている。RDFはページの意味情報であるメタデータの記述を行い、OWLはメタデータを記述するための用語やオントロジー(スキーマ)の定義を行う。
でも、実際にどのように使われるかという実例が参考になった。サイトの意味が記述されているので、関係性がマッピングできるとのこと。これってすごくないですか。
余談だけれど、息子の学校の話を聞いていて、誰が誰だか登場人物がわからなくなって、図解したことがあった。彼と彼はサッカーつながり、とか、○丁目つながり、とか。サッカーというのはスポーツの概念で、○丁目というのは地域だ。これはスポーツのコトバですよ、地域ということですよ、というのを記述するのがOWL、つまりオントロジーなのだろうか。ばらばらなサイトが、つながりで束ねられる。
mixiやキヌガサなどのSNSにもそんな機能があるといい。手動でコミュニティを辿ったりして似た趣味のひとを探したりするんだけど、いろんなキーワードで「おとなり」関係の人物をサイトが紹介してくれるとか。もはや、ありそうな気もします。そうなってくると、現状の検索サービスも変わってきそうですね。
投稿者 birdwing : 2004年11月17日 00:00
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