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2011年5月22日

[DTM作品] 春だ!恋をしよう!(demo)

携帯電話はレンアイ事情を変えました。いまや相手の親に取り次いでもらわなくても直接本人と話ができ、メールで会いたい日のやりとりが可能な時代です。とはいえ、やはりレンアイ途上の会話には、ためらいや照れがあります。いつになく慎重にコトバを選ぶ姿勢も初々しいものです。

ツイッターでお話をしていたところ、憧れのひとにメールを出そうかどうしようか迷っている女性の方がいて、あーなんだかいいなあ、こういうの、とおもいました。ほんわかムードでPCに向かっていたら、もやもやっと「春だ!恋をしよう!」というフレーズが浮かびました。そして、そんなさわやかなポップスを聴きたくなりました。どんな曲が合うかなあ、とCDラックのストックを探したのですがみつからず。ツイッターでこんな風につぶやきました。


110521_log0.jpg


つぶやいておしまい、とおもっていたのですが、「ぜひ歌詞を」「生演奏で聴きたい」という、うれしい要望をいただいちゃったんですよね。そこで久しぶりに調子に乗ってDTMの創作意欲がわき、即席で作って、ビデオで撮影して、YouTubeのアカウントを作って公開しました。

Ustで生放送をしながら曲を完成させる、まつきあゆむさんみたいになりたいなーとおもったのですが、リアルタイムで作詞・作曲・作品公開の難しさを感じました。しかしながら、Twilog(ツイッターのつぶやきを記録できるサービス)で経緯を検索してみると、5月2日に「作りたい」と発言して、5月8日には動画をアップしています。1週間ばかり、というよりも実質2日程度で完成しています。


110521_log2.jpg


もう春というより初夏という季節に近くなりましたが、せっかくなのでブログのほうでも公開します。「春だ!恋をしよう!」オンデマンドライブです。


■春だ!恋をしよう!(2分38秒)

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春だ!恋をしよう!
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詞・曲・歌 BirdWing

春だ!恋をしよう!(×4)

風は今日も部屋の南から吹き込んで
カレンダーを揺らしていった
靴紐を結んで飛び乗った自転車で
長い坂道を下る

きみに会うときはいつも
陽射しまではしゃぐ

春だ!恋をしよう!(×6)


YouTubeの紹介文にも書いたのですが、途中でコードは間違えているし、「靴紐を結んで」のところは「ふふひほほ、むふ~んへ」とろれっちゃっています(苦笑)まあ、デモということでご容赦ください。

あとで気付いたのですが、サビはビートルズの「ヒア・カムズ・ザ・サン」に似ているかもしれないですね。なんとなく。歌詞は狙ったということもあるのですが、ほとんど歌謡曲です。女の子のボーカルで歌ってもらったほうがしっくりするような気もしています。

制作メモです。VAIOの打ち込みはSONARで、ソフトウェアシンセは付属のTTS-1のみ。ドラムスとベースとパッド系とSawのプリセット音だけです。ドラムスはJazz Setで、基本的にハイハットの16ビートでElec SnareとTimbaleをアクセントに使っています。ベースはFingered Bs。パッドはBrightness。このパッドなんですが、ツイートしたけれど、アズテック・カメラの「 Somewhere In My Heart 」をイメージしていたんですよね。あんな風にしたかった。これです。


■Somewhere In My Heart


うーん、なってないか(苦笑)。

映像は、DVカメラで撮影しました。ぼくの持っているDVカメラはソニーのハンディカムHDR-HC9といういまだにDVカセットを使うタイプです。しかし一応1080iのハイビジョンで撮影できるので、これを3脚の上に立てて、やや上から撮影しました。その後、IEEE1394端子のあるVAIOで映像をキャプチャー。ほんとうは新しいマシンASPIREに直接つないで映像編集をしたかった。しかし、さすがに音楽・映像系はVAIOのほうが便利です。USBメモリにAVIファイルを入れてASPIREに送り、ASPIREのWindows7付属のムービーメーカーでWMVに変換してリサイズを行っています。字幕で歌詞を入れようとしたのだけれど、恥ずかしいのでやめました(笑)

個人的には動画を YouTube にアップロードするのは、はじめての試みでしたが、やはり動いている自分を晒すことは非常に抵抗がありました。静止画でも若干抵抗があるのだけれど、それ以上に恥ずかしい。なんでしょうね。ただ、演奏やダンスなどを動画で披露するひとは格段に増えています。いずれはぼくもUstで打ち込み+生演奏でライブなどができるといいんですけれど。

などと、はじめての映像に対するチャレンジと未来にわくわくする春です。

投稿者 birdwing : 2011年5月22日 10:01

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2 Comments

石山城 2011-07-02T11:54

>>個人的には動画を YouTube にアップロードするのは、はじめての試みでしたが、やはり動いている自分を晒すことは非常に抵抗がありました。静止画でも若干抵抗があるのだけれど、それ以上に恥ずかしい。なんでしょうね。

…ものすごくわかりますw

ボクもYouTubeに自分のギター演奏を公開し始めたのは3〜4年前ですが、ちょうど1年ぐらい前から弾き語り(自分の歌入り)を公開するときにはものすごく恥ずかしかった気がします。…というか、本当は今でもまだ慣れてませんw

でも、なんなんでしょうね、仕事柄B2Cの関わりに飢えてるせいか、ダイレクトに反応が返ってくるYouTubeはものすごく楽しいんです。その先にあるコミュニティとの楽しさは、ややもすると馴れ合いになって良し悪しですが、世界中から反応を貰えるというのは、楽しいですね。

ギター(音楽)というと、完全に個人の趣味なわけですが、それを喜んでくれる人がいる…と思うと、もう嬉しくてしょうがない。> モチベーションアップにもなり、それがまたクオリティを高めていく…という良いスパイラルに入るキッカケのような気がします。

はい、やっぱりこれもネット大道芸人…魂なんでしょうね^^ そして、すべてはエンターテインメントなんだと思っています。

続編期待してます^^

BirdWing 2011-07-02T19:46

石山さんは2~3年前というと、ずいぶん前からYouTubeで動画を公開されているんですね。拝見しておもったのは、動画のなかに挿入する文字の編集も含めて、みせどころを押さえていらっしゃるということでした。たぶん試行錯誤をされたり、いろいろ勉強もされたかとおもうのですが、完成度が高いと感じました。

動画を公開するのは勇気がいりますが、ただ公開するのはもちろん、反応があって、コミュニケーションがあって・・・というつながりも大事だとおもいます。TED(ネットの公開講座のような番組)でそんな趣旨の回がありました。動画を公開することで、ギターならギター、インラインスケートならインラインスケートのあるコミュニティに対する質の向上を促して、その技術の発展に貢献する、と。確かにそうだとおもいます。ぼくも公開して、こりゃーギターへろへろだなあ、うまくなりたいなーとおもいましたから(笑)

石山さんのように、他人を楽しませることは、自分を表現することのその先にあるような気がします。ぼくもまだまだです。モチベーションアップして、よいスパイラルに入りたいですね!

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