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2012年12月23日

オリジナル・クリスマスソング集。

091212_tree_re.jpgDTM(Desk Top Music : パソコンを使った音楽制作)が趣味のぼくは「今年のクリスマスソングを創る!」という目標を、毎年のように自分に課していた時期がありました。イヴにクリスマスケーキを焼き上げるようにクリスマスソングを創っていたわけです。

崇拝するジョン・レノンには「Happy Xmas (War Is Over)」という名曲があります。あの曲は親父のカセットに入っていて、ジョンの声を聴きながら、ムギ球がぴかぴか点滅する縮小もみの木を眺めて眠るイヴは最高に幸福だったなあ。そんな「記憶」を音楽で創りたい。ジョンには至らないけれど、自分なりのベストクリスマスソングをいつか創りたいと考えていました。

残念なことに最近はあまり自分で曲を創らなくなってしまったのですが、過去に創ったクリスマスソングをまとめて公開してみたいとおもいます。

クリスマスの夜に奇遇にもぼくのブログに訪れた方に聴いていただいて、クリスマス的な雰囲気を共有できればしあわせです。とはいえ、あまり季節にこだわらずに聴ける曲を心がけています。

曲はすべてぼくの手作り(パソコン作り)です。インストゥルメンタルで(ぼくの生の)歌は入っていません。最初の3曲はFlashの再生プレイヤーの右側再生ボタンを押していただければ、曲が再生されます。音量は左側の+-のコントロール、もしくはPCのボリュームで調節してくださいね。


■We wish...
(4分00秒 5.49MB 192kbps)2009-12-12

作曲・プログラミング:BirdWing


■ひかりの花束
(4分1秒 5.53MB 192kbps)2008-12-24

曲・プログラミング:BirdWing


■リエゾン
(2分19秒 3.19MB 192kbps)2007-11-11

作曲・プログラミング:BirdWing


091212_genkan_re.jpgさて、ここから先はFlashの音楽再生ツールが少し違います。

まず、これまで3曲とは音量調節の方法が違いますので、スピーカー/ヘッドホンの音量にご注意ください。ボリュームはPC本体の音量調整でお願いいたします。白い棒のようなものが表示されていますが、その棒の左端をクリックすると音楽が再生されます。再度押すと、止まります。

2006年以前の曲になるのですが、このときに音楽制作で嵌っていたツールはVOCALOIDでした。VOCALOIDというのは、ヤマハの音声合成ソフトウェアで、2007年には「初音ミク」として大きなブームを巻き起こすことになります。ブーム爆発のやや前に、ぼくもこの音声合成ソフトウェアに注目していました。その当時はVOCALOID MEIKOという機種でした。

B000FCUU08Vocaloid Meiko
クリプトン・フューチャー・メディア 2006-04-07

by G-Tools

といっても当時のVOCALOIDは表現力に乏しいどころか処理速度も遅く、パソコンにとても負荷をかけるソフトでした。そこでぼくは楽曲の一部分にしか使いませんでした。制作順序としては正式な曲を作って、その後、VOCALOIDのみ抜き出してアカペラ的な曲を作ったのですが、アカペラ的な曲を先に紹介します。


■Inori(December VOCALOID ver.)
(Inori.mp3 2分60秒 1.53MB 192kbps)2006





■December
(December.mp3 4分00秒 5.50MB 192kbps)2006




[歌詞]

しあわせであるように 笑顔が零れるように
冷たい雨の夜も 降りしきる雪の日にも

祈りを捧げよう 凍えた指を合わせて
願いを叶えよう 想いを強く信じて

詞・曲・プログラミング:BirdWing


■やさしいきもち(Remix Ver.)
(yasashii_kimochi_remix_V02.mp3 2分14秒 3.07MB 192kbps)





■やさしいきもち
(yasashii_kimochi.mp3 4分21秒 5.99MB 192kbps)




[歌詞]

やさしいきもちになれたのは きみがいたから
この思い出を忘れない ずっといつまでも

詞・曲・プログラミング:BirdWing


DSCF2800_R2.jpgところで、街が装飾されカップルなどで賑わうこの時期、「クリスマスに浮かれるのはバカばかり」とか「クリスマス粉砕」とか、しあわせそうな街にケチを付けたり暴言を吐くひとが必ずいるものです。要するに、他人のしあわせに嫉妬しているだけのことであり、人間的な未熟さを露呈していることをわかっていないのかな、とおもうのですが、放置しておきましょう。

最近ぼくは、

しあわせ「である」ことがしあわせだ

と考えています。禅問答のようですが言い換えるならば、

しあわせは「態度」である

とおもうわけです。手の掴めない遥か遠くにある不確かなしあわせはしあわせではなく、しあわせは「いまここ」にあるものだ、と。したがって「自分はしあわせである」と態度表明した者は、誰から毀損されることなくしあわせなのです。うむ。誰かも同じようなこと言っていたかも(苦笑)

しかしながら、世の中には、しあわせ「でない」態度表明をするひとが多いような気がします。しあわせだというと、誰かから足を引っ張られるからでしょうか。やっかみを受けるからでしょうか。だからといって「不しあわせ」になりたいかというと、大半のひとが首を横に振るに違いありません。ぼくはしあわせだ!と胸を張って言ってしまってもいいんじゃないかな。びっくりマークを付けるとニーチェみたいですけれども!

しあわせは、しあわせ「になる」ものではなく、しあわせ「である」ものと考えます。「しあわせになろうね」ではなく「しあわせだね」と言っていたい。そんなひとがひとりでも増えれば、未来の子供たちに託すこともなく、いま日本はしあわせになれるとおもうのです。


■地上の星空
(chijo_no_hosizora.mp3 1分25秒 1.97MB 192kbps)2007-11-18




曲・プログラミング:BirdWing


選挙演説みたいになってしまいましたが(苦笑)、トナカイにひかれてサンタクロース(あるいはサンタクロース的な何か)がみなさんの家にやってきますように。

投稿者 birdwing : 2012年12月23日 14:57

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