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2007年9月25日

知的渦巻き始動。

今年の夏はブログの引越しとMovable TypeおよびCSSをいじるのに忙しくて、いまひとついろいろなことをインプット/アウトプットできませんでした。

けれども最近、MT&CSS熱も少しばかり落ち着いてきたようです。まだまだやりたいことはあるのだけれども、ブロガーとしてはイレモノを作るよりも中身を作りたいと思うわけで、とりあえずは文章を書きながらMTやらCSSやら勉強していくことにします。

久し振りに趣味のDTMに没頭して、2週間で2曲ほど作ってみたのですが、作っているときには感性の働きをフル稼働させています。あまり余計なことは考えない。けれども、完成した曲を何度も聴きながら推敲・・・推敲は文章か・・・修正のためにチェックしているとき、今度は論理的にいろんなことを考えます。創作の過程に関することであったり、全然関係のないプチ哲学的な何かだったりするのですが、そこでブログのヒントを得たりもします。

ここ2週間、超多忙な仕事の合間をぬって曲作りに没頭しながらいろんなことを考えてきたのですが、そうしているうちに、つむじ風のように知的欲求が高まってまいりました。最初はちいさな渦巻きなのですが、回転していくうちにぐるぐるさまざまなものを巻き込んでいく感じ?うーむ、ぐるぐる。

そんなわけで本日。トウキョウの日差しはまだまだ暑いのですが、お腹がすいてしょーがない秋の昼下がり。ぺペロンチーノ+タマゴサンドというダブルな注文をぺろりと平らげて、今度は知的なハングリーさを解消しましょうと、ほんとうに久し振りに書店に立ち寄って「Think! Summer 2007 No.22」と「一橋ビジネスレビュー AUT.2007」を購入。おおっ、ほんとうに久し振りだ本屋さん。

4492830235Think! No.22(2007 SUMMER) (22)
東洋経済新報社 2007-07

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4492820310一橋ビジネスレビュー 55巻2号(2007年AUT.) (55)
一橋大学イノベーション研究センター
東洋経済新報社 2007-09

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どちらもビジネスにおけるデザインが特集テーマです。と思ったら、出版社はどちらも東洋経済新報社なのか。「Think!」に関しては季刊の夏号なので、ちょっと遅すぎですね。来月の22日には次の号が出るようで、次回の特集は「ビジネスプロフェッショナルの編集力」。こちらも面白そうです。

それにしても、これらのビジネス雑誌は値段が高い(泣)。「Think!」1800円、「一橋ビジネスレビュー」2000円だもんなあ。合わせて4000円弱ではないですか。音楽に投資すべきか迷うところではありますが、買っちゃったからしょうがない。もったいないので隅々まで読み尽くして、脳内の栄養にしようと思います(でも、次からは図書館で読むかも)。ついでに何回か、ブログも書けそう。

さらに、ビジネス系の雑誌2冊とともに購入したのは、ロバート・ハリスさんの「ワイルド・アット・ハート」でした。小遣いが(泣)。

4492042830ワイルド・アット・ハート 眠ってしまった冒険者たちへ
ロバート・ハリス
東洋経済新報社 2007-07-20

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「ワイルド・アット・ハート」といって思い出すのは、ニコラス・ケイジが出てくるデイヴィッド・リンチ監督の映画で、なんとなく「ラヴ・ミー・テンダー」が聴こえてきそうな感じなのですが、この本は、J-WAVEでDJをされているロバート・ハリスさんの人生指南という感じです(Wikipediaにもロバート・ハリスさんの解説があります)。

別に宿題として読み終えたい池谷裕二さんの「進化しすぎた脳」もあり(ああっ、ぜんぜん進まないんですけど。泣)、感想を書きたい購入したCDも数枚溜まっていて、しかも息子たちの運動会を控えていたり・・・などなど盛りだくさんな秋なのですが、渦巻きの力を借りてぶんぶん飛ばしていこうと思います。

ちょっとメモ的にこれから書いてみたいことを整理。書かないかもしれん。

■「Think!」から
・経営的な視座からのデザイン
・デザイン思考のリズム(奥出直人さん)
・Advocasy Marketing:徹底的に顧客側に立つ信頼ベースのマーケティング手法
・擦り合わせ型(インテグラル)と組み合わせ型(モジュラー)
・空間認識、時間認識、幽体離脱

■「一橋ビジネスレビュー」から
・デザイン・イノベーション
・アーキテクチャのイノベーション
・知財戦略とデザイン
・「Without thought」(深澤直人さん)
・「build to think」(奥出直人さん)

えーと、今日は書こうと思うだけで終了することにします(苦笑)。宣言することで自分を追い込んでみます。

投稿者 birdwing : 2007年9月25日 23:01

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