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2008年5月22日

そして光のなかへ。

喘息というか風邪のせいか今週の次男くんは夜中に咳き込むことが多かったのですが、2日お休みをもらって今日は幼稚園の遠足でした。とんでもない快晴にめぐまれました。休んでいた彼はこの暑さに大丈夫なのか?と心配になるくらいに。空も青い。

遠足の場所は新宿御苑と聞き、どうしようか・・・と悩んだのですが、仕事場から近いこともあり、ちょっと偵察に。ほんとうは幼稚園から禁じられているようなのだけれど、お昼休みの1時間を使って園内に入ってみました(入園料200円)。

庭園風の池がある場所を抜けると、子供たちの声がする。森のような暗い場所を抜けたとたんに、広い芝生が広がって、ぱあっと辺り一面が光で溢れました。さすが遠足日和、小学生や保育園やら、いくつかの学校から公園に来ているようで、あたりをつけた園児はうちの子供の幼稚園ではありませんでした。

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けれどもうろうろと歩き回っているうちに発見。どうやら、木陰でランチ中のようでした。不思議なもので、たくさんの子供たちのなかで自分の子供はみつけられるものですね。とはいえ、一度、ぜんぜん知らない子供が自分ちの子供だと間違えてしまったけれど。

そのうちに昼食が終わったのか、子供たちは遊びはじめました。ものすごく広い芝生を走る、走る。

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お、おいおい。そんなに走ったら喘息が(おろおろ)。と、おとーさんの言葉は遠くて届かない。でも、次男くんは心配そうに見守るこちらに気付いて控え目に手を挙げてくれたりした。はぁ、息子ながらちょっときゅんとした(笑)。

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遠いなあ、もっと近づいて写真撮りたいなあ、と思ってカメラを構えていたら、前傾姿勢でこちらへダッシュしてくる老女が。

ええと、失礼なんだけど、副園長先生でした。しまった、変質者かと思われたか?と一瞬逃げようとしたのだけれど、このしあわせな公園で不毛なチェイスが始まってしまいそうで諦めていると、「心配ですか?心配ですね?でも元気ですから、大丈夫ですよう!」と声をかけられました。「はあ、あのあのあの○○(息子の名前)の父です。ええと、2日寝込んでいたもので、ちょっと心配しまして。会社も近かったもので。でも大丈夫なのですね。はいはい。はい、さいならー(しどろもどろ)」と父は変な汗をかいて退散。あー恥ずかしかった。

上着を脱いで息子から離れると、芝生の反対側にはバラが美しく咲いていました。一眼レフのカメラで撮るおじいさんとか、絵筆を握るおじいさんとか、みんなで集合写真を撮るおばあさんとか(老人ばっかり。でもなくて、若い写真家風のひともいた)、なかなかにぎわっていました。

いちばん大切なひとに、このバラを贈りたいな、などと考えながらぼくもスナップ。摘んだら叱られますけどね(苦笑)。なので、写真の花束です。

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ちなみにバラの花言葉はこんな感じ

(赤)「愛情」「模範」「貞節」「情熱」
(黄)「嫉妬」「不貞」
(白)「尊敬」「私はあなたにふさわしい」
(ピンク)「上品」「愛を持つ」「しとやか」
(朱赤)「愛情」
(薄オレンジ)「無邪気」「さわやか」

うーむ、黄色はどうかと思う。でも、どちらかというと嫉妬深いぼくには黄色が相応しかったりして(苦笑)。実は長男くんも黄色好きで、学生の頃にはぼくも黄色が好きでした。黄色のカーディガンなんか着ている女性は、いいなと思います。菜の花の色かもしれない。

気が付くと時間が押していて、昼食の時間がない。そこで、御苑の売店所でサンドイッチ(500円)を買って3分で胃のなかにねじ込みました。

ほんとうは上半身裸になって、日光浴でもしたかったんだけど、公園内でぼくはずっとスーツ。公園にスーツは似合わないですね、ほんと。

+++++

さて、なんとなく決意表明を(笑)。

ブログを書こう、書き続けていこう、とあらためて思っています。読者数やコメントであるとか、アクセスはあまり気にせずに自分の書きたいことを綴っていきたい。

エントリーとしてアウトプットするためにはインプットも必要です。最近は感想もおざなりになっているのだけれど、音楽や本や映画を引きつづき摂取していきたい。いろんなひとの意見を参考するのも大事ですが、自分の審美眼を大切にするつもりです。流されるのではなく、自分がこれはと思う作品(本であっても音楽であっても映画であっても)を、ピックアップしよう。

そして、趣味のDTMでは、大勢のひとに聴いてもらわなくてもかまわないから、自分の人生で納得のいく曲を創りたい。何曲もなくていい。1曲だけ残すことができれば十分です。

なんとなく最近、ブログを書くのを躊躇していたんですよね。何に躊躇していたのか、よくわかりませんが(苦笑)。いろんなものをシャットアウトして、ただひたすら闇のなかに光を見出そうとしていた。

もちろんぼくは光を見出しているのだけれど、ぼく自身がもっと光に溢れていなければ、誰かに輝きを与えることもできない。辛いこともあって、ひたすら歩いてしまうわたくし(困惑)ですが、光を与えてあげたい。誰かのために、まずは自分が輝かなくては。暗闇のなかに閉じこもっているのではなくて。そんなことを闇のなかから考えました。

投稿者 birdwing : 2008年5月22日 23:40

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