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2006年2月 1日
「決断力」羽生善治
▼book06-011:極限で闘うひとの言葉の重み。
決断力 (角川oneテーマ21) 角川書店 2005-07 by G-Tools |
仕事も趣味も誰かとの関わりも、本気でやっている人間の言葉は切れ味も重みも違います。こんなもんでいいか、と思っていると、こんなもん以下にしかならない。もっとできる、と思えばどこまでも可能性は広がるし、困難な世界を受け入れることで強くもなれる。ぼくは常に真剣に発した言葉にきちんと反応できる自分でありたいと思うし、真剣ではない言葉には厳しくありたいと思っています。羽生さんの言葉には、何度もはっとさせられました。ほんとうはメモしながら読み進めたかったのだけど、とりあえずは流れのままに一度一気に全部を読み終えてしまうことにしました。茂木健一郎さんの本と同様、再度読み直してキーワードから思考を広げたいと思っています。将棋の世界といえば、伝統的なものだと思っていたのですが、パソコンの導入により情報戦のようにもなっている。その時代のトレンド(流行)もあり、研究した人間が強い、自分を常に刷新できる人間が強い、ということもある。すべてがそのままビジネスマンとしての生き方に流用できるものであり、心に刺さりました。最終章は「才能とは、継続できる情熱である」で結ばれていますが、ぼくも目指すものを決めて、長期的な視野のもとに情熱を継続していくつもりです。まず年内に本100冊+映画100本です。量ではないと思うのですが、量が質に変わるときが訪れる気がしています。2月1日読了。
*年間本100冊/映画100本プロジェクト進行中(11/100冊+11/100本)
投稿者 birdwing : 2006年2月 1日 00:00
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