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2007年11月25日
[DTM作品]つめたい惑星。
天気がよかったので「どこか外へ行こう!」と家のものに言ってみたところ、「仕事すれば・・・」と奥さんから切り返されて、翼が折れて深く傷付いた鳥です(苦笑)。こんにちは。
つめてー(泣)。季節は本格的に寒くなり、クリスマスのジングルも聴こえてきそうな時期となりましたが、いちばん寒いのはぼくの心ではないでしょうか。ひゅるるるるー。そりゃ仕事もするけどね、たまにはどこか行きたいじゃないですか?というか、おとーさんが行きたいんですけど、だめですかーそうですかー。いいよ、もう・・・。
というわけで、「じゃあ仕事します・・・」と自室で仕事に着手していたのですが、気持ち的にどよーんと落ち込んだので進まない。曲を作ってしまいました。
先週、アンビエントな感じで「地上の星空」という曲を作ってみました。なんとなく後半の生のバンドっぽいリズムが気持ちよかったのですが、もうちょいアップテンポの激しい曲を作ってみたいと思いました。そんなことをぼんやりと考えながら、昨日、Aqualungの「Presure Suite」などを聴いていたわけですが、惑星というか宇宙というか、なんとなく真空的な硬質な曲が作りたい、と。
というわけで完成度はいまいちですが、ブログで公開してみます。「つめたい惑星」というタイトルにしてみました。冷たいのは惑星じゃないような気もするけど。
■つめたい惑星(coldplanet.mp3 2分5秒 2.88MB 192kbps)
曲・プログラミング:BirdWing
最近おとなしめの曲ばかりを作っていたので、今回は激しい曲にしてみたかった。ぼくは比較的穏やかな人間なのですが、その一面で思いのほか過激な一面もあり、そうした一面をクローズアップしたい気もしました。
2分程度の長さであり、全体的にコード主体ということもあるので曲って感じじゃないですね。なんとなく音のコラージュっぽい。というのもそもそも展開部分は、先日作った「地上の星空」をそのまんま読み込んで、切り貼りしています。横着にもほどがある感じですが、調を合わせるなどの加工はしています。
まずはリズムから作りました。ハウスのリズムです。中田ヤスタカさんにつづけーと思ったのですが、ぜんぜん違うものになってしまいました(苦笑)。バスドラムがごつごつする感じにしたかったので、コンプレッサーのちょい高めの低音域を持ち上げています。キャプチャーを掲載してみます。ああ、しかしイコライザーとコンプレッサーは難しい。ほんとうは効き目がわからない程度にかけるといいんでしょうね。
実は、惑星を英語にするとPlanetで、ひょっとしてこの曲はコード進行的にレディオヘッドのPlanet Telexではないか?と気付いて聴いてみたところ、どんぴしゃりだったので困惑。作っているときには惑星としか考えていなかったのですが、無意識のうちにレディオヘッドの文脈を引っぱってきていたか。ちょっと怖いと思いました。名盤「The Bends」の1曲目ですね。
ザ・ベンズ レディオヘッド EMIミュージック・ジャパン 1995-03-08 by G-Tools |
参考までに、YouTubeから1997のライブ映像です。
■Radiohead - Planet Telex (1997 Belfort)
ほかにもいろいろ観たのですが、うーむ、ハードだ!熱い!ぶっとんでるなあ!騒がしいロックが苦手だとちょっと困惑かもしれませんが(というかぼく自身も、このテンションにはちょっと付いていけないものがあるのですが)、ロック魂を感じさせます。
そういえば、ずいぶん前にレディオヘッドの新譜が出ていましたっけ。
イン・レインボウズ レディオヘッド Amazonで詳しく見る by G-Tools |
あんまり触手が動かなかったのですが(って、タコ型宇宙人ですかわたくし)絶賛されているようなので、いまさらながら聴いてみようかと思いました。
投稿者 birdwing : 2007年11月25日 22:33
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