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2006年7月 7日

プレゼントを選ぶ。

自分のために生きるのにせいいっぱいです。だから、周囲のために何かするというのは難しい。もちろん電車のなかで年老いたひとに席を譲るぐらいのことは心がけているのだけど、それ以上のこととなると、いかがなものか。反省することが多いものです。しかしながら、どんなにささやかなことであったとしても、まず自分を満たすことができると、誰かほかのひとも何かしてあげたいと思うものです。ヘッドホン、本、そしてCDと自分のためにささやかなご褒美を用意した今週、次は家族のために何かプレゼントしてあげたいと思い、仕事が終わって、家族のためのプレゼントをいろいろと選んで帰りました。

まず奥さんは財布がほしい、と言っていたので財布。がまぐちっぽい財布にしようかと思ったのですが、無難なシンプルなものにしました。そして長男には、DS Liteのハードとポケモンレンジャー。ニンテンドーDSは売り切れ状態で、新宿で3つの店舗を歩き回って、やっとSofmapでみつけました。2台しかなくて、1台を買ったところ店内でアナウンスされてしまって恥ずかしかった。エナメルネイビーの色を購入したのですが、アイスブルーの色がよかったかなとちょっと後悔しています。ここでやれやれと思ったのですが、次男に買っていなかったことに気づき、玩具売り場へ。近鉄ビスタカーと特急みどりのNゲージを買いました(それがほしいらしいので)。

途中で何度も家に確認の電話など入れていたので、家に帰ると全員でお出迎えされて、みんなが巣のなかで餌を待つ雛鳥状態で、それぞれがプレゼントを受け取ると歓声をあげてくれた。短い時間にマッハで移動してプレゼントを選んだので、へとへとに疲れてしまったのですが、そんな笑顔をみると癒されるものです。ものすごくマイホームパパ的なコメントですが。

面白かったのが、次男は一度箱から出した電車の玩具をまた箱のなかにしまって、それを紙袋に入れると「ねえ、あけてみて」とぼくにすすめる。どうやら、家に帰ってきたときのぼくの真似をしているらしい。うわー、ビスタカーだ、とぼくが喜んであげると、また箱にしまってぼくに勧める。あまりよくわかってはいないと思うのですが、うれしかったこと、みんなが喜ぶ声といったものには反応するようで、意味はわからないけれど真似してしまう。ちょっといいな、と思いました。

3歳のきみが大人になって、誰か素敵な奥さんをもらって子供ができたときにも、そんな風に、たまには仕事やら何やらでへとへとに疲れながらも、家族のためにプレゼントを買ってきてほしい。そして、みんなを喜ばせてあげることができたら素敵だと思う。と、くたびれた父は思いました。あと10倍の年月を過ごした次男には、そんな記憶は残っていないのかもしれませんが。

息子がひとりのときにはまだ気軽だったのだけど、ふたりの子供になると玩具を選ぶ時間も倍になります。うちの場合、6つも離れているので、同じようなものを選ぶわけにはいかない。けれども、苦労だけでなく賑やかさも倍になる。もうひとりぐらいいてくれてもいいのかもしれないけれど、ちょっと無理でしょうか。

みんなが喜ぶ顔をみるとうれしい。それは家族はもちろん、どんなひとの集まりであっても同じです。

投稿者 birdwing : 2006年7月 7日 00:00

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