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2007年2月26日
i am robot and proud / Catch/Spring Summer Autumn Winter
▼music07-013:ポップエレクトロニカ・アーティストの初期作品。
Catch/Spring Summer Autumn Winter
I Am Robot and Proud
曲名リスト
1. Catch
2. Read & Re-Read
3. Saturday Afternoon Plans
4. James's Equation
5. Eyes Closed Hopefully
6. Heart of Things
7. Satellite Kids
8. Julie's Equation
9. Vendredi le 30 Mars
10. When We Were Together
11. September Argument
12. Last Day of Winter
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ロボットという言葉は、どこか洗練されない響きがあります。なんとなくキュービックな感じがする。直方体で構成されていて、動きもぎこちない感じ。ヒューマノイドやアンドロイドに比べると機械的な感じがして、機能も単純で感情もなさそうです。けれどもその純朴なイメージが、かえってよかったりもします。足りない部分をぼくら人間が補う感じでしょうか。感情はないのだけれど、他者としての人間たちの感情を付加できる。
i am robot and proudのアルバムは、3枚目のペンギンの絵がかわいい「Electricity in Your House Wants to Sing」から聴いたのですが、そのポップでかわいらしい音に惹かれました。これはいまでもお気に入りの一枚です。けれども今日、CDショップをうろうろ(というかふらふら)していたところ、彼等のファースト+シングル集が出ていたので思わず購入。3枚目に比べると音はシンプルなのですが、そのかわいらしさはそのままでした。それがちょっと嬉しい。ああ、最初からこういう音を志向していたんだな、という。
1曲目「the catch」はかっこいいのですが、まだ本領が発揮されない感じ。個人的な感想ですが、2曲目あたりから、i am robot and proudらしいやさしい音づくりを感じました。サンプリングを加えたり、ボーカルが入っている曲(12曲目「last day of winter」)などもあるのですが、彼等の音としては、同じフレーズのぴこぴこサウンドを永遠に繰り返しているスタイルのほうがいいですね。2月26日観賞。
+++++
ラップトップとキーボードによるライブの映像をYouTubeから。ライブといってもクールに淡々と操作(弾くというより操作ですね)するだけです。途中からリズムも激しくなるのですが、あくまでもクールに淡々と(笑)。詳細をよく調べていないのですが、日系の方なのでしょうか。
■I am Robot And Proud Live 1
*年間音楽50枚プロジェクト(13/50枚)
投稿者 birdwing : 2007年2月26日 00:00
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