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2007年8月 6日
手探り、手作りのブログ構築。
ブログライフをステップアップさせるために、初心者向けのレンタルサーバーを借りて、MovableTypeをインストールして、CSSなどを自己流でこつこつと学んで1週間。年契約のお金もコンビニで払いました。とほほ、小遣いが・・・。
そもそも英語などの外国語はもちろん、プログラム言語も含めて言語系には疎いんです、わたくし(泣)。HTMLやCSSは気になっていたのですが、苦手意識もあって、積極的に学ぼうという気持ちはいままでありませんでした。
というのはMS-DOS時代の苦いトラウマもあったからです。
いまパソコンのグラフィカルな操作を当たり前に思っているひとには信じられないかもしれないのですが、10数年前のMS-DOSというOSの時代には、パソコンといえばまず「>(プロンプト)」の横にコマンドを入力して、文字で操作するものでした。「DIR」と入力してリターンを押すと、だだだっとパソコンのなかのファイル名が表示される。ファイルのアイコンが表示されるのではなくて、ファイル名の文字です。おそろしく面倒くさい。
だからですね、無味乾燥なコマンドを覚えて、その結果を想像しなければならなかったわけです。
喩えるならば、エッチな小説を読んで実際の女性の身体をや反応を妄想するようなものでしょうか(笑)。ここをこんなことしちゃったらどうだろう、とか。違うか(苦笑)。あるいは呪文を覚えるようなものでした。呪文のかけかたが違うと、パソコンはうんともすんとも動いてくれない。
遠い昔、ぼくはDOSの呪文を必死になって覚えたのですが、Macintoshの登場と、それにつづいてMS-DOSもWindowsというGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)に変わって、覚えたコマンドは何も役に立たなくなってしまいました。マウスでドラッグ&ドロップしてフォルダごとファイルをコピーできるなんて、びっくりでした。と同時に、いったいぼくの苦労はなんだったのでしょーか(泣)とかなしくなったわけです。
というわけで、HTMLやCSSなんて覚えなくても、いずれそんなもの不要で使えるようになる時代が来るんじゃないか、ワープロ感覚でサイトなんかできちゃうのではないか、と思い、覚えなくてもいいや、と達観していたわけです。
現在、そんな理想はある程度は実現されていると思います。けれどもいま、システムの部分から自分でやろうとすると、ある程度、コードの知識も必要になる。そこで、家で埃にまみれていたCSSの本を俄然むさぶるように読むようになりました。それに、本など購入しなくても、インターネットで検索すると、ほんとうにいろいろなひとがいろんな解説をしている。これがとても参考になりますね。
無料のデザインテンプレートも公開されているので、探して組み合わせていけば、それなりのものがすぐに出来てしまう。ついでにコードを見て、ここはどうなってるのかな?と確認して、なんとなく構造が理解できると手直しもできる。便利な時代になったものです。あっちのパーツを引っ張り出し、こっちのパーツを組み合わせているうちに、手作り感覚でなんとなくブログらしくなってくる。書きながらいろいろなパーツを追加して進化させることができる。これが結構楽しい。
ちなみに、テンプレートやデザインでは以下のようなサイトを参考にしました。
■テンプレートで参考にしたサイト
アットスタイル(このブログのテンプレートを使わせていただきました)
http://atstyle.biz/blogtemptop.php
Vicuna
http://mt.vicuna.jp/
トウキョウブッダ
http://tokyobuddha.com/download/index.html
小粋空間
http://www.koikikukan.com/
それにしても、今回いろいろとトライアルをして、サービスを提供することの大変さを身をもって知りました。いやー、ひとつひとつサービスを作り上げて行くのは大変なことです。プログラマーも大変だけれど、デザイナーも大変だ。完成品を文句を言いながら使うぼくらは、どんなに楽なことか。
YouTubeではブログに埋め込むコードを生成してくれて、それをコピーしてブログに貼ればいいので簡単なのですが、どうすればいいのかわからなかったのがAmazonの本やCDを紹介する仕組みでした。けれどもこれも検索したところ、すぐにG-ToolsというWebサービスをみつけた。ぼくは初心者なのでまだまだ無知ですが、こういう便利ツールはもっと他にもあるように気がしています。時間があれば探してみよう。
ところで、Webサイトの基本であるHTMLのコードは、その内容(要素)の開始を宣言+終わりを宣言する、というようなペアの構造になっているようです。 ~内容~という感じ。最後は必ずスラッシュ(/)で閉じます。CSSも基本的に、開始と終了のコードがあります。というか、プログラムのコードってみんなそうなんでしょうかね。
この終わりの宣言というのが結構大事で、終わりの宣言をうっかり消してしまうと、レイアウトがぐちゃぐちゃになったりする。
そこで思わず連想したのは、
人生に似ているな
ということでした。物事にしっかりとけじめをつけないと、人生のデザインが、がたがたになる。無味乾燥なCSSから人生論を連想するのは、ぼくぐらいかもしれませんが(苦笑)。
優柔不断なぼくは、なかなかけじめというものをつけられないのですが、人生の節目に「/(スラッシュ)」によるコードをきちんと書き込もうと思いました。まあ、書き込むのに勇気がいるときもありますけどね。
投稿者 birdwing : 2007年8月 6日 23:44
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