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2004年12月 1日

ブログ元年

とうとう12月。今年もあと1ヶ月で終わろうとしています。去年も言われていたようですが、今年は「ブログ元年」。いろんな動きがありました。そしてこれからも活発化していくようです。

29manさんのブログで、アメリカで流行語大賞の第1位は「blog」だったという記事がありました。J-Waveでジョン・カビラが言っていたとのこと。*1

■アメリカでの今年の流行語大賞決定!第1位はやっぱり「blog」

ブッシュがケリーとの公開討論会において隠しイヤフォンをしながら挑んだ疑惑など、数々の批判や議論をどこのメディアよりもいちはやくとりあげたのがブログだったとの事。ブログがどんなメディアよりもリアルタイム性の高いことがアメリカでは大統領選挙という世界的に関心の高いスーパービッグイベントで証明されたようですね。

大統領選における効果が注目されたんですね。選挙、災害など社会的な場面でメディアとしてのブログは強い気がします。

追記として、検索用語でも「ブログ」がいちばんだったという記事があります。関心がもたれているという証明でしょう。

■今年最も辞書検索された用語は「ブログ」

外国の話題からは、こんな記事も。

■Apple:学生用ブログを開始

アップルらしい。学生やクリエイターをまず刺激する。そうしてとんがったひとたちからまず取り込んでいく。iPodで勢いづいていますが、こういうアップルらしい展開をしていただくと、なんだか嬉しい気がします。*2

ビジネスブログの動向なども追いかけているのですが、同時に大学のブログなども面白いと思いました。

ちょっと古いのですが、慶應義塾大学なんかはミスコンをブログでやっていましたね。

■2004 Miss Keio Contest Official BLOG @ Excite

写真だけ、イベント会場で見るだけ、のミスコン応募者の日記が読めるということで親近感があります。撮影した写真も評価の対象になったりして。美しさはもちろん文章や写真による知性や表現力を総合的にみるという点が、こういうコンテストにも向いている気がしました。

梅花女子大学や多摩大学でも、力を入れている気がします。少子化社会なので、大学のプロモーションという意味でも効果的ではないでしょうか。

■梅花女子大学
■多摩大学

若い世代が次々と育ってくる気がします。期待するとともに、僕等も頑張らなければ。しかし、ブログを書いていて気になることがあります。ネタ切れです。これについては、百式の田口さんがヌーベルブログで対処方法のサイトを引用されています。ジョークっぽいんだけど、実は的を得ています。

■ネタ切れ脱出法

個人的に最も頷けるのは最後の対処法ですね。僕も30分という時間制限を設けていますが、仕事はゲーム感覚でやるのがいちばんです。

と5分でこの一段落書けなかったら俺はアホだ!と心の中で(たまに口から漏れるが)叫びながらやる。必要に応じて1分にしたり3分にしたりもします。やらなくちゃいけない仕事はゲームにしてしまうとやる気が出ます。

ははは。さすが百式で濃い情報を配信されている田口さんだけに、注目するサイトが違いますね。見習わなくっちゃ。

*1:29manさんはビーコンという超有名な広告代理店にお勤めですが、ホリスティック・マーケティング及びホリスティック・コミュニケーションのプランニングを得意としていきたい、と書かれているのに注目いたしました。ブログで学ばせていただきます。

*2:こちらは織田さんのブログから。nikkeibb.jpで紹介されている欧米の企業ブログの動向も参考になりました。http://nikkeibp.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/rep02/335222 ヌーベルブログでも記事を書かれていますね。

投稿者 birdwing : 2004年12月 1日 00:00

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