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2005年1月14日

満足とお金の関係

仕事が結構忙しくなってまいりました。分析2本、社内案件2本、提案2本、そしていろいろ。長期的な視点でやらなければならない自主的な課題もあり、こちらに注力しようとも思っていたのですが、延期することになりそうです。エンジンの回転数を上げなくては。頭脳というCPUがデュアルだったらいいのに。

さて、手がけている仕事のなかに顧客満足度調査についての分析もあるのですが、満足について考えていると自然と満足というタイトルが目に入ってきます。

FPNに次のような投稿がありました。

■職場の満足度が高いと、成果は下がる!?

環境が整備されすぎていても、成果がよくなるとは限らない。それはよくわかるような気がします。

通常言われる金銭的報酬や職場の人間関係などは、離職率や欠勤率を良好にする要因にはなっても、仕事を熱心に行わせる要因には結びつかない。このため、仲良しクラブ的組織ができることが普通にある。

まったく違う考え方をする人材がいるからこそ、組織は活性化する。別に仲が悪くなる必要はないと思うのですが、仲がいいと「そこ違うんじゃないの?」ということも言えなくなる気がする。

人々を熱心に仕事への向かわせるのは、仕事の達成感、仕事の成果に対する組織内での評価、仕事に付随する責任の大きさなど、仕事自身から生まれるものである。

そりゃ当然ですね。仕事をするために会社に来ているわけですから。仕事の満足度をあげるためには、きちんと仕事について考えることが大事。当たり前ですが、飲んだからといって不満は解消できたとしてもマイナスがゼロになっただけで、プラスに転じて満足できるわけではない。

給料と仕事のやりがいの天秤について、ときどき考えることがありますが絶対というわけではない。仕事の価値をはかるものは、お金だけじゃありません。

商品の購買行動についても、そうだと思います。

■「Mac miniはお買い得」は本当か

問題は、消費者がこの新しいハードウェアに殺到するのか、それとも価格に尻込みするのかだ。

コンセプトPCがいずれも成功していないことなども書かれています。やっぱりいまのところはPCというカテゴリーでしか考えられないのでしょか。

購入するのはモノだけじゃないはずです。Mac miniを買うひとは、ハードウェアを含めた未来を買うのだと思います。ライフスタイル、といってしまうと、ちょっと陳腐になりますが。

投稿者 birdwing : 2005年1月14日 00:00

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