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2005年2月21日
最後のシングルコア
明日提出の報告書に追われて、休日も休んだ気がしません。土曜日、日曜日と返上して仕事でした。最近はそんなことばかりで、集中力も低下しています。
インテルはデュアルコアに戦略を転換していますが、最後のシングルコアになるかもしれないPentium 4製品の記事がありました。
■インテル、新しいPentium 4を発表--最後のシングルコアPentiumとなるか
Intelでは、第2四半期からはデュアルコアプロセッサの販売を開始することになっており、今回発表された新チップがある意味ではPentium 4シリーズ最後のチップになるかもしれない。デュアルコアプロセッサはシングルコアチップほど高速ではないが、2つの「頭脳」を持つことにより、全体のパフォーマンスが向上する。
ひとつの頭脳の速さを極めるよりも、ふたつの頭脳によって効率を追求する、という形でしょうか。
ちょっと連想したのは、僕の仕事もそうしたいものだ、ということ。ひとりの部署なので、外部の協力会社さんにお願いしながらひとりで進行しているのですが、かなりスピードを挙げて仕事をさばいているつもりでも限界がある。アシスタントをつけるほどの仕事ではないのかもしれませんけど、もう一個だけブレインがいてくれたら、と思います。
一方で、IBM、東芝、ソニー・コンピュータエンタテインメントの3社連合によるCellについての記事も気になりました。
さて2005年は、ISSCCで「Cell(開発コード名:セル)」が発表されるということで事前から注目が集まっていた(ソニーのニュースリリース「IBM、ソニー、SCEI、東芝 次世代プロセッサ「Cell」の技術仕様を公開」)。いろいろな分野のデバイスが出場しているISSCCでも、やはりプロセッサの注目度は高いので、これまた当然か。ただ、ほかにも「ヘテロ(ヘテロジニアス)」で「マルチ」なプロセッサは出場しているのに、何でCellだけ、という気もするのである(「ヘテロ」で「マルチ」なプロセッサについては、「頭脳放談:第50回 マルチコアが進むとx86はOS専用プロセッサ?」を参照のこと)。ひねくれ者の筆者には、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)を含めたIBMと東芝の3社連合でなければこれほど注目を集めないようにも思えるのである。
三人寄れば文殊の知恵って感じでしょうか。エンターテイメントに特化するのか、汎用的なのか、ということが述べられていますが、最後に書かれているように「何を実現するのか」ということが重要であると思いました。
また自分の仕事の話に戻りますが、頭脳ばっかり増やしても、たいしたことやってないじゃん、ということであれば、スタッフを増やした意味がありません。プロセッサならきちんと働いてくれるかもしれませんが人間の場合にはどうでしょう。
そんなことを書いているより、次の仕事です。。。
投稿者 birdwing : 2005年2月21日 00:00
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