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2006年4月19日

健康にかわるプレゼントはない。

深夜の2時に息子(次男3歳)が咳き込みはじめ、4時頃に緊急病院へ。喘息の発作というわけではないけれど吸入をしてもらい帰宅したのですが、やはり朝になっても肩で息をしてあまりにも苦しそうなので、行きつけの小児科に行ってさらに診察をしてもらい、自宅用に喘息用の吸入の機械を購入することにしました。医者のはしごです。

両方の医者で大泣きした彼は、家に帰ってくると少し落ち着いたようで「ぱぱちゃん、すき」とかうれしいことを言ってくれるのですが、具合のよくなった彼に「かいじゅうごっこ、やって」といろいろとせがまれるので閉口しました。とりあえずぼくは1時間ぐらい仮眠をとってみたのですが、寝不足のためか偏頭痛がひどくなってきたのでバファリンを飲んでしのぎ、あまり無理をしても明日からの仕事に支障があるだろうと思って今日は会社はお休みをいただき(金曜日までに片付ける仕事が2件あるので明日の木曜日は2倍速で働かなくては。終わるかどうかとても不安)、午後からは長男を小学校に迎えにいったりしているうちに一日が終了。

長男は長男で、ぼくらが病院に行っているあいだに明け方ひとりで家に放置され、さびしくてひとりで泣いちゃったらしい。やっぱり泣いちゃったか。眠れずに目を開けていたら、そのうち鳥の声がして朝になっていたのでびっくりしたとのこと。寝不足のために検尿を家に忘れてしまい、これもまた焦ったようです。わかる。そういうの、焦るんだよね。どうやら検尿を忘れたのはクラスで彼ひとりだけだったらしい。やれやれ。男の子なんだから、がんばってほしいものですが、まあ仕方ないでしょう。きみはよくがんばった。

という慌しさのためにほとんど忘れかけていたのですが、今日ぼくはひとつ年を取ってしまいました。誕生日でした。奥さんの母親から、花束をいただきました。それから80歳をこえている奥さんのおばあさんには、電話でハッピー・バースデイを歌っていただきました。毎年恒例なのですが、特に今回はいろいろなことがあった日だけに感激しました。

ケーキを食べることができなかったことは残念であり(さすがに奥さんも疲れ果てて「自分で買いに行ったら?」とぼくに言うのですが、自分で自分の誕生日ケーキを買いに行くのもなあ、と困惑してやめた)、入園早々休んでしまった次男もかわいそうですが、家族全員が健康であることがいちばんです。というより、次男と競うようにして身体が弱いのは何よりもこのぼくなので(今日も夕方になって疲れがたまってダウンした)、神様、まずはうちの次男の喘息を治していただき、残ったぶんでぼくにあと少しだけ健康をください。

健康にかわるプレゼントはありません。

投稿者 birdwing : 2006年4月19日 00:00

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