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2007年1月14日
束縛から解かれる。
ふたりの息子を連れて公園で遊んだのですが、最近、どういうわけか高所恐怖症になってしまった次男(3歳)は、滑り台の階段を登れなくなってしまいました。そんなわけで20キロ近くはあると思われる息子を、よいしょと滑り台の上に乗せてあげなければならず、それを数十回も繰り返してさすがに疲労しました。くたびれたー。子供を運動させるつもりが、ぼくが運動するとは(泣)。しかもかなり局所的な運動だし。
その後、ぐるりと近所を散歩して、三人で喫茶店に入って和み(メロンソーダ、イチゴソーダ、そしてコーヒー)、駅前で焼き芋を買って帰ったら、遅いので奥さんに怒られました。ぼくの携帯電話の電池が切れていたので連絡もつかなかったようです。ついでに買って帰った焼き芋が少ないので、また怒られた。すみません。とはいえ、たまには息子たちとデートもいいものです。いろんな話もしました。願わくば、娘がひとりぐらいいてほしいのだけど。
先週は仕事が忙しく、さらにブログとDTMにも集中していたので、子供たちと過ごした休日はいい気分転換になりました。何か夢中になるのはいいのだけれど、依存症的になるのはよくないですね。集中するとその世界から出られなくなるようなところもある。適当に距離を置くことが重要ではないかと思っています。
昨日、「リバティーン」というジョニー・デップが出演している映画を観て思ったのですが、どうして創作活動などに夢中になると精神の均衡を崩すんでしょうね。酒に溺れたり、レンアイに溺れたり、過剰に自分を痛めつけたり、不摂生な生活に落とし込んだりする。健全に創作活動ができないのだろうか。
そんな不健全さは、自分で自分を縛っているところもあります。「リバティーン」では、王政という権力の束縛に抗おうとするのだけれど、いちばんの束縛は自分の思考にあるような気がします。この自分の思考という束縛から自由になることが結構難しい。
自由になるきっかけは、ほんとうに身近なところにあるような気がします。たとえば、息子たちと話をする休日の公園などで。ぼくはそんな子供たちとの会話や雑談を大切にしたい。その内容をブログに書くかどうかはブロガーとしての判断によりますが。
投稿者 birdwing : 2007年1月14日 00:00
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