« 「デザイン思考の道具箱」奥出直人 | メイン | スイミング・プール »

2007年3月18日

選択のエクササイズ。

風はまだ冷たいのですが、よいお天気なので息子(長男くん)とふたりで出かけました。映画を観ようと思って「ドラえもんはどう?」と訊いたところ、「ナイトミュージアムがいい」と言われて、思わずたじろいだ。洋画じゃありませんか。子供だと思っていたら、いつの間に。

実はその映画をぼくは知らなかったのですが、ネットで調べて面白そうだったので、ドラえもんは次の機会にして「ナイトミュージアム」の吹き替え版を観に行きました。どちらかというと、ぼくはドラえもんを観たかったのですけどね。

途中、時間がなかったのでマクドナルドで昼を済ませたところ、トレイのシートにアルバイト募集の広告があり、4人の若い女性の写真が掲載されていました。かつてまだ彼が3歳ぐらいの頃に「どのこがいい?」事件があってトラウマを与えてしまったのですが、性懲りもなくまたぼくは「どのこがいい?」と言ってみた。案の定、彼には異様に緊張が走ってフリーズした。10歳児が真剣に困っている(苦笑)。けれども待つこと5分。ついに「このこ」と指を差しました。

おおーいいじゃん、パパも好みのタイプだなー、いい選択してるよ、と今度は思いっきり褒めてあげると、おかしなものを食べちゃったような微妙な顔をしていました。ファーストフード店で、女性の好みのタイプについて親子でお話している父と子も珍しいかもしれません(学生の友達どうしじゃあるまいし 苦笑)。

考えてみると、ぼくの親父とはそんな話を一度もしたことがありませんでした。しかし、ぼくはぼくでやわらかい路線の親父をめざしてみますかね。店から外に出ると長男くんは、はしゃいでいたので、彼もトラウマを克服したのかもしれません。やれやれ。

映画の時間を待ちながら、いろんな話をしてわかったのですが、なかなか小学生も大変です。人間関係もいろいろあるらしい。とはいえ、誰かと比較して落ち込んだり、焦ったりしないように、きみはきみの納得のいく人生をきちんと選択できるようにしてほしい。

というわけで、チョイスのエクササイズをこれからも繰り返していくぞ、息子。

とか言っている父がいちばん優柔不断なのだが・・・。

投稿者 birdwing : 2007年3月18日 00:00

« 「デザイン思考の道具箱」奥出直人 | メイン | スイミング・プール »


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://birdwing.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/315