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2006年3月26日
オールド・ボーイ
▽cinema06-025:壮絶な笑顔、復讐の最後。
オールド・ボーイ プレミアム・エディション [DVD] パク・チャヌク ショウゲート 2005-04-02 by G-Tools |
2週間ぐらい前に、とある知人の方と飲んだのですが、韓国に詳しいその方から、ぜひ観ろと猛烈にプッシュされました。そんなわけですぐに借りてきて観なければと思っていたのですが、子供が喘息で入院したので観ることができず、延滞および再びレンタル期間を延長までして借りて伸ばし伸ばしにしていたのですが、やっと観ることができました。
まず、感想をひとことで言うと、凄い。凄すぎる。映画を観ていないインターバルがあったのですが、久し振りに映画を堪能したという感じです。しかしどちらかというと、刺激が強すぎました。暴力的な映画が苦手なひとにはあまりおすすめできないかもしれません。とはいえ、最初から最後まで、ぐいぐい引っ張られます。
15年間、理由もわからずに監禁された男の物語です。しかし、15年後に解放される。ところが解放された理由には、すさまじい復讐の罠が隠されていた。監禁の間に身体を鍛え、監禁した男を探り出し、なぜ自分を監禁したのか理由を説い正し、復讐しようとするのですが、とんでもない真実が待っています。硬派でハードボイルドな映画ですが、歯を抜いたりするような拷問のシーンが多く、そもそも先日歯を抜いたばかりであると同時にお医者さんが苦手なぼくには、この場面は直視できませんでした。タランティーノが絶賛、ということをその知人の方からも聞いていたのですが、こういうことだったか、と納得しました。
原作は日本のコミックなんですね。オ・デス役のチェ・ミンシクの壮絶なまでの笑顔が印象に残りました。映像のテンポもいいし、ほんとうに衝撃的な作品という感じです。映像は暴力的かつ衝撃的なんだけれども、対比するような音楽の官能的でせつないメロディも印象的でした。3月26日鑑賞。
公式サイト
http://www.oldboy-movie.jp/
*年間本100冊/映画100本プロジェクト進行中(21/100冊+25/100本)
投稿者 birdwing : 2006年3月26日 00:00
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