« ディボース・ショウ | メイン | ディボース・ショウ »
2007年5月 6日
ヘイヴン -堕ちた楽園-
▼Cinema07-015:ヴィヴィッドな映像が美しい、でもストーリーは・・・。
ヘイヴン -堕ちた楽園- オーランド・ブルーム ビル・パクストン ゾーイ・サルダナ ワーナー・ホーム・ビデオ 2008-04-11 by G-Tools |
オーランド・ブルームに惹かれて借りてしまいました(苦笑)。なんとなくミーハーな自分がいます。物語は、カリブ海のケイマン諸島で繰り広げられる脱税と麻薬をめぐる人間模様であり、ヴィヴィッドな映像がとても美しい。美しいのだけれど、ストーリー的にはありきたりという感じ。
サスペンスものに多いシーンを断片的にみせてフラッシュバックさせる手法が使われていますが、なんとなくその手法が逆効果な部分もあると思いました。ああ、このシーンはここにつながるのか、と頭のなかで再構成するのが面倒だったりする。もちろん時間を遡ることによって、運命に翻弄される因果関係などが浮き彫りにされるのだけれど、ここまで複雑にしなくてもいいんじゃないでしょうか。夕日の高速度撮影もきれいなんだけど、別になくてもいい気がしました。
島の住民として暗い過去を持ちながら、島のお嬢様であるアンドレア(ゾーイ・サルダナ)と恋をする青年シャイをオーランド・ブルームが演じています。この映画で演じられるシャイは、明るい表情もあるのだけれど、大半が暗い。その暗さを演じているオーランド・ブルームの凄みは魅力的なのだけれども、彼にはやっぱり「エリザベスタウン」のようなハートウォーミングな作品を演じてほしいですね。4月30日鑑賞。
*年間映画50本プロジェクト(15/50本)
公式サイト
投稿者 birdwing : 2007年5月 6日 00:00
« ディボース・ショウ | メイン | ディボース・ショウ »
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://birdwing.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/174