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2008年4月 1日

ふーる・おん・ざ・・・

会社を作ろうと思います。自分のやりたいことを実現するには、環境が必要だと実感しました。では、どんな会社、環境が理想だろう。

フラットな組織、権限委譲を積極的に行う会社であれば、企業内起業も可能。細胞分裂のようにビジネスは増殖していきます。一方で、内部ばかりに目を向けた不透明な組織では、互いの脚を引っ張るばかりで可能性は磨耗していく。手を挙げたものが馬鹿をみる。

壁にぶつかっているうちに壁にぶつかることさえ恐れるようになってしまうぐらいであれば、壁を突き抜けちゃったほうがいい。所詮、人生いっかいきりじゃないですか。ちいさくまとまるよりは、勝負に出たい。守りの年齢などというものは、あきらめた人間の言い訳だ。放っておいても老人にはなるわけで、持続的に挑戦と成長をしていたほうが楽しい。コンサバティブであるよりもアグレッシブに、あらゆることにクリエイティブでありたい。

見晴らしのいい場所から眺めれば、もっと遠くまで見ることができたり、広い世界を俯瞰できるのであれば、丘の上に登ってみたいものであるなあ。いままで底辺を彷徨って生きてきたから下からの眺めしかわからないのだけれど、上の世界からの眺めはどんなだろう。下の世界を見下ろすためではなく、向上心を突き詰めて、もっと高いところへ自分を持っていきたい。誰かに連れて行ってもらうのを待っていても、誰も連れて行ってはくれない。そのためには、現状に甘んじていてはダメだ。

背反することかもしれないけれど、夢を追いかけるものは、現実的、堅実的でなければいけない。夢を実現するためには着実な積み重ねが必要になります。夢は決して透明な大気の上に構築する雲の宮殿ではない。レンガを集めて、しっかりとした基盤を作ることがまず必要。

・・・なーんてね(笑)。

4月1日なので、嘘をついてみました。嘘というか法螺というか。

ただ、嘘であろうが法螺であろうが、信じれば現実になります。利口なひとは傍観者として批判して現実を追い求めるけれど、もっと馬鹿になってもいいんじゃないか。他人から指をさされようと、陰口を叩かれようと、疎まれようと、自分らしい生き方を選択したほうがしあわせだと思う。

丘の上の愚者という生き方。それは孤独ではあるのだけれど、裸の王様よりはましだと思います。王様は自分がちやほやされているから気付かないけれど、裸であることにはやく気付くべきだ。誰かに指摘されるのを待っているのではいけない。裸であることが周囲を巻き込んで、取り返しの付かない状況になる前に。というよりも自分自身が、精神を病んで風邪をひくまえに。

■fool on the hill

投稿者 birdwing : 2008年4月 1日 23:51

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2 Comments

かおるん 2008-04-03T22:34

すっかりだまされちゃった!ちょっとわくわくしました。

BirdWing 2008-04-04T00:21

すみません(苦笑)でも、たまにはでっかいことを考えてみたいですね。

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