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2006年1月22日
バッド・エデュケーション
▽cinema06-007:耽美的で重層的で。
バッド・エデュケーション [DVD] ペドロ・アルモドバル アミューズソフトエンタテインメント 2005-11-25 by G-Tools |
ホモの映画です。と言い切ってしまうとそれまでであり、念のため、そういう趣味はないのですが、何かを思いっきり求めることはせつないものだなあ、ということ考えました。映画監督の主人公に、その幼馴染みである売れない俳優が脚本を持ち込むことからはじまる物語なのですが、実際の体験と、映画の映像と、妄想的な世界などが錯綜して、非常に耽美的です。実はその幼馴染とは...というさらに重層的な仕掛けもある。ところで回想のシーンで修道院で少年が歌うのですが、「コーラス」という映画を観たことも思い出しつつ、ボーイソプラノって美しいな、と思いました。そこで趣味のDTMに飛躍してしまって、ボーイソプラノを再現するシンセサイザーってないのかなあ、サンプリングすればできるかも?とちょっと考えてしまいました。そういえば、冒頭の赤と黒のイントロも美しかったです。1月22日鑑賞。
*年間本100冊/映画100本プロジェクト進行中(8/100冊+7/100本)
投稿者 birdwing : 2006年1月22日 00:00
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