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2006年2月11日

2046

▽cinema06-015:オトナの男のかっこよさ。

B00067HCWQ2046 [DVD]
レントラックジャパン 2005-04-27

by G-Tools

新聞記者に勤めたのち、さまざまな女性と関係をもちながら「2046」という近未来小説を書く主人公をトニー・レオンが演じています。かっこよすぎ、です。ウォン・カーアイ監督の映画では「恋する惑星」や「花様年華」も観たことがあるのですが、「花様年華」でもオトナの恋愛が描かれていたのですが、確か主人公は小説を書いていた気がします。きちんとスーツを着て襟だけは解けている紳士ぶり、放蕩な生活、女性を口説くときのかけひき、拒まれても深追いしないのだけど決して彼女を忘れないこと、その気にさせるのだが冷たい、何を考えているのか謎である、などなど、もてる男はこうなんだなというエピソードがこれでもかというぐらい描かれています。ぜったいになれません(きっぱり)。しかしながら負け惜しみを言ってしまうと、そういうかっこいいやつはひとりの女性と結婚して子供を育てるような平凡な生活などできないだろう、というのも感じました。チャイナドレスと赤・黒・緑などの映像美が官能的です。そうそう、木村拓哉さんも小説のなかの主人公、トニー・レオンが泊まっている宿の長女に恋する日本人役として出演しています。とはいえ、トニー・レオンと比べてしまうとなあ。かなりかっこいいんですけどね、木村拓哉さんも。2月11日鑑賞。

公式サイト
http://www.2046.jp/

*年間本100冊/映画100本プロジェクト進行中(14/100冊+15/100本)

投稿者 birdwing : 2006年2月11日 00:00

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