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2006年4月21日

些細な日常を楽しむ。

仕事関連のお客さまにスペイン料理のお店でご馳走していただき、美味しい料理とスペインの焼酎に酔いました。ワインもとても美味しかったです。ますます仕事を頑張らねば、と思ったのですが、ビジネスのつながりのために、どこか営業トーク的な冷めた対応をしている自分がいて、何となく窮屈な感じもしました。もちろん数字をあげるために努力は必要なのですが、ビジネスの関係を外して、もっとプライベートで自由にお話ができればいいのに、ということを感じました。幸せなことに、お客さまであってもぼくを鍛えてくれる方が多く、非常に人生勉強になっています。何のために仕事をやっているか、というと、最終的には自分を磨くためかもしれません。だから無理な課題にも挑戦できる。長期的にそんなお付き合いをさせていだけるようなお客さまは大事にしたいものです。

スペイン人はお祭り好きだそうですが、この日も店内では誕生日の方を盛り上げたり、パエリアが焼けたというだけで盛り上がったりして、楽しかったです。このように、些細なできごとのひとつひとつを楽しむことが大切かもしれません。日のあたっている部分をみるのか、影になっている部分をみるのか、ということで世界とのとらえ方も変わってくるものですが、できれば影の部分まで楽しめるようになれるといい。といっても、世の中はそれほど達観できることばかりではないのですけどね。

3歳の次男が、「す」というひらがなを書いていてびっくりしました。ついでに「白」という漢字まで書ける。IQサプリというテレビ番組の合体漢字のコーナーが大好きなので、何度も繰り返してみているうちに覚えてしまったらしい。スマイルマークに手足が生えたような絵も書けるようになりました。幼稚園という新しい環境におかれて、脳のシナプスが猛スピードでつながりはじめたようです。にいちゃんがいるせいもあるのですが、長男よりも1年半から2年ぐらい成長が早いような気がします(彼がのんびりだったせいもあり、またぼくら親ものんびりと育ててしまったからなのですが)。といっても、誰かと比べてどうかというのはどうでもよいことです。それぞれのペースがきっとある。幼児時代に天才だったとしても、その後の人生がどうなるかなんてわかりません。とはいえ、せっかく絵が描けるようになったので、とりあえずパパの絵を描いてもらいました。目が大きくぐりぐりと描かれていて、微笑んでいる。大切にしようと思います。この絵のようなパパでいたいものです。

背伸びしても仕方ないと思うし、ぼくはミニマムな自分の周囲のできごとを大事にしていくつもりです。日常のほんとうに些細なことをよろこんだり、楽しんだりして生きていきたい。

やっと春らしい陽気になってきました。

投稿者 birdwing : 2006年4月21日 00:00

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