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2006年7月 2日

ザスーラ

▽cinema06-038:仮想よりもリアルなゲーム。

B000EDWVO6ザスーラ [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-04-16

by G-Tools

家族でみたのですが、長男のツボにはまったらしく立ち上がって興奮して観ていました。それどころか、二度も観ようとしたのでさすがにぼくの方がうんざりしてしまったのですが、なんとなくわかるような気がする。たぶん、9歳ぐらいの少年にとって、現実と仮想が境界なく入り混じるような物語にものすごく惹かれるのでしょう。NHKの少年ドラマシリーズなどというものが遠い昔にありましたが、それに近い感じでしょうか。

兄と弟、そして年齢の離れたお姉さんがいる家族ですが、兄弟げんかしているうちに弟が地下で「ザスーラ」というゲームをみつけてしまう。これは宇宙を舞台にしたボードゲームというかスゴロクのようなもので、ネジを巻くと駒が動いてカードが出てくる。しかしながら、そのカードに書かれていることが実際に起こってしまうわけです。流星雨が発生、というと、ちいさな隕石が降り注いでリビングにぼこぼこの穴が空いてしまう。ロボットが故障、というとロボットが出てきて襲ってくる。宇宙飛行士が登場したり、いきなりワニのような異星人に攻撃されたり、さんざんなことになる。この玩具のスゴロクに運命が託されていてゴールしないと、地球には戻れないわけです。

エンターテイメントの背景に、兄弟の対立と和解というテーマもあるのですが、そのあたりのテーマを息子が理解していたかどうかは不明です。ちょっと恥ずかしいかも。この作品を面白がるとすると、スパイキッズあたりもいけそうだろうか。最近、息子といっしょに観る映画鑑賞にはまりつつあります。7月2日鑑賞。

*年間本100冊/映画100本プロジェクト進行中(46/100冊+38/100本)

投稿者 birdwing : 2006年7月 2日 00:00

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