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2006年12月28日
そんな年末の風景。
納まっていないような気がするのですが、昨日は仕事納めでした。年を越えて急ピッチで仕上げなければならない仕事も残しています。が、とりあえず、納めてみることにしましょう。ほっとしたせいか風邪をひいてしまったようで、今日は家でのんびり過ごしました。のんびりといっても家族の年賀状を仕上げなければならないので、クライアント(奥さんですが)の催促が厳しく、そうそうぼーっとしていられなかったのですが。
年賀状のために撮影した息子の写真をいろいろといじっているのですが、うまくいかなかったので気分転換に生ギターをぽろぽろと弾いたりしていると、うまく弾けなくて指が痛くなるばかりなのだけれど、しあわせな気持ちになります。楽器っていいなあ、音って美しいなあと思う(うまく弾けてませんが)。けれども突然にうっとり状態な空気を破って「住所録にこれ加えてっ」と、クライアント(奥さん)からの催促が入るので音楽に浸ってばかりもいられません。
部屋の片隅で眠っていたVS-880というハードディスクレコーダーにエレアコをつないで弾いてみました。VS-880はこれです。ばかでかいです。
先日、楽器屋で驚いたのですが、現在はSDカードを使って多重録音できる手のひらに乗るぐらいの機材がありました。しかも価格も数万円です。なんてことだ。
こうやって楽器を弾くのは何年ぶりだろうと思いました。パソコンで曲を作るDTMに熱中していたのでずっと長いあいだ楽器を弾く気分にならなかったのですが、同じ音楽でもまったく生の楽器を使った音楽は別物ですね。けれどもどっちが優れているとか、どっちが楽しいという問題でなく、どちらも音楽の楽しみ方のひとつであり、どちらも楽しい。
それにしても、ちょっとリバーブの設定を変えてみますか、と思ってエレアコをぐるりと横に動かすと、ワイパーのようにエレアコのネックでなぎ倒されて、積まれてあった本がどどどーっと崩れたり、積まれていたCDがガラガラと崩れたり、大変です。部屋が大変、と奥さんに言ってみたら、聞こえてるからわかってる、とふつうに返答されてしまった。片づけなきゃなあ。片づくのかなあ。
さて、私的ウェブ人間論を展開してみましたが、3回で終わりにしておきます。とはいえ、このテーマはこれからもブログのなかで時折思い出したように書いていくのではないでしょうか。終わりからはじまるものもあって、一日の終わりは次の日のはじまりであり(「きょうのできごと スペシャル・エディション」という映画にそんな言葉があったような)、年の終わりは新しい未来のはじまりでもあります。そろそろ新しい年のはじまりのために、準備をしておかなければと考えました。
投稿者 birdwing : 2006年12月28日 00:00
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