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2007年1月10日
ロボッツ
▼Cinema07-001:アメリカらしい成功物語。でも、子供には難しいかも?
ロボッツ (特別編) (ベストヒット・セレクション) ユアン・マクレガー, クリス・ウェッジ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007-10-24 by G-Tools |
息子と観る映画といえば、ポケモンか戦隊ものかウルトラマンなのですが、そうじゃない映画をいっしょに観たいものだと思っていました。では何がいいだろうと考えたときに、ロボッツなんていいんじゃないの?という話題が出ていたのですが、結局のところ映画館には行かなかった。久し振りにレンタル屋に行ってみたところ、DVDになったので借りてきました。 でも、これは子供にはわからないんじゃないだろうか。実際に息子(9歳)はDSはじめちゃうし。「え、これどういうこと?」と説明を求められるシーンが多く、しかも説明しにくい。もう少し単純で笑えるほうがいい。ひねりを効かせすぎです。それともアメリカの子供たちは、これを容易に理解するのだろうか。
物語は貧しい地区に住むコッパーボトム夫妻の子供として生まれたロドニーが、発明家をめざしてロボット・シティに上京する。けれども彼が憧れていたカリスマ的な発明家ビッグウェルド博士は失脚していて、古いパーツは生産中止、アップグレードで稼ぐのだ、という悪いやつが君臨している。彼の母親が悪の親玉でジャンクロボットを溶鉱炉で溶かして、新しいアップグレード製品を作っている。そんな彼等と力を合わせて戦うというストーリーです。
ロドニーの父親は、昔はミュージシャンになりたかったけれども夢を断念して皿洗いをしている。ロボットが成長するときにはパーツを組み替えていくのだけれど、貧しいので、ロドニーはお下がりのパーツしかもらえない。だから、ロドニーの父親は息子に、発明家になりたいという夢をかなえなさい、と彼を大都会へ送り出す。このシーンは親としては泣けるのだけど、子供はといえばDSに夢中でした。おいおーい、いまいいシーンなんだけど?という感じ。
結局のところ最後まできちんと観たのは、家族のなかでぼくだけという感じです。そういえば文系の道に進んでしまいましたが、少年の頃の自分は、発明家になりたかった。あの夢はどこへ行ってしまったのでしょう(遠い目)。ロドニーの父親が音楽を披露するのですが、ひどい音楽で、けれども「いやいや、これはジャズとファンクでジャンクだ」みたいな台詞が面白かったですね。1月7日鑑賞。
■公式サイト
http://www.foxjapan.com/movies/robots/
*年間映画50本プロジェクト(1/50本)
投稿者 birdwing : 2007年1月10日 00:00
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