日常の断片、家族のあれこれ。
Wiiで遊ぶとしたらどんなゲームがいい?いまある製品じゃなくてまったく新しいゲームで、と家族に聴いてみたのですが、そうねえ・・・と言いながら奥さんが固まってしまいました。しょうがないので夕飯をもくもくと食べていたのですが、その後、さあブログでもやろうかと思って自室にこもろうとしたところ、ドアを開けて、こういうのはどうかしら?と呼び止められた。まだ考えていたんですか。
長男くんにも話を振ってみたのですが、えー?なにがいいだろう、とちょっとわくわく顔。もうそろそろ眠る頃かなと思って、おやすみを言いに行ってみると、電気を消した布団のなかから、にいちゃん考えたんだけどさー、のこぎりで木を切るゲーム、ぎこぎこ(手を動かしている)とのこと。なんだ、きみもか。あなたたちは紛れもなく親子だ。考えはじめると遠い目になるのも、そっくりだ(笑)。
そしてまた、ぼくも同じだったりします。考えはじめると遠い目になる。けれども考えつづけていると、とっても疲れるものです。考えなければならないことであれば仕方がないのだけれど、どういうわけか考えなくてもいいようなことがマイ・コンピュータのちっぽけなメモリーを占拠してしまい、考えなければならない仕事のあれこれを脳から追い出してしまったりする。ぱかっと筐体を開けてメモリー増設するわけにもいかないし。
そんな家族のなかで、ひとり何も考えずに部屋のなかを走り回っている生き物が一匹。次男3歳なのですが、今週、兄の参観日に母と同行したところ、クラス全員から「かわいい〜☆」と注目を集めてしまったらしい。ひとだかりができるほどの人気者になってしまい、年上の女の子(といっても9歳だけど)に囲まれて、ほっぺたをぷにぷにされまくったり、一挙一動にきゃあきゃあ言われたとのこと。女の子だけでなく男の子からも「なあ、弟かわいいよな、かわいいよな」と言われたそうです。そのアイドル弟のせいで、目立たない地味な兄の株も一時的な急騰となったらしい。
よく聞いてみると、幼児を連れてきているのはうちだけだったらしく、ナンバーワンよりオンリーワン、いわゆる珍獣的な人気だったような気がする。とはいえ、自慢の息子がモテモテなのは父としても嬉しいことである。嬉しいのだが、ちょっと妬けるぞ。ちぇっ。どんなひとにも人生には必ずモテモテ期が一度だけある、という伝説を聞いたことがあるのですが、その時期をいま使ってしまわないように祈るばかりです。3歳で運を使い果たしちゃったら、ちょっとさびしいですよね。願わくば、元気旺盛な20代ぐらいにピークをもってきたい。それまでは、できれば運を貯蓄しておきたい。いや、ぼくの話ではなくて息子の話なんだが。
実は今日はくたびれ果てていて、消耗気味であり、ぜったいにブログは書けないと思っていたのですが、気付くと書いていることだなあ。ただ、ほんとうはもう少しきっちりとした仕事の論文的なことを書きたいのだけれど(イノベーションとか、コミュニケーションとか)、いろいろと学んだところで書くつもりです。
そんなわけで日常の断片でした。ではでは。
投稿者: birdwing 日時: 00:00 | パーマリンク | トラックバック (0)