バーチャルな世界で。
セカンドライフってどうなったんでしたっけ?えーと、退職したあとの田舎の生活ではありませんよ(苦笑)。3Dの仮想空間において、飛んだり跳ねたりしながら街を自由に移動してコミュニケーションできる、リンデンラボ社のサービスです。
バーチャルというキーワードでいろいろと検索していたのですが、ふとセカンドライフのことを思い出しました。日本語版がリリースされていたんですね。サービス開始前にはかなり盛り上がっていた気がするのですが、なんとなく最近はあまり聞かないようになりました。早すぎたのでしょうか。
ふと思ったのは、仮想世界のなかに街はなくてもいいから、ウィンドウなどを空間的に処理できるといいな、ということでした。別にバーチャルボディはなくてもいいので操作のインターフェースが3D化してほしい。以下のマイクロソフトのSilverlighという新しい技術のコンセプトを表すデモ映像のような感じです。
この映像に似たシーンを何かの映像で観た気がするのですが。うーん、思い出せない。
それにしても、タブブラウザを使っていながらも、画面が窓でいっぱいになってしまうぼくとしては、立体ディスプレイのような装置が出てきて、しかもタッチオペレーションで、指ですいすいウィンドウを動かせたらいいなーと思いました。
さて、ヴァーチャルにもいろいろありますが、最近、面白かったのはauの記者会見予告のコンテンツです。「10.16に都内某所にて記者発表」──KDDIがauの発表会を予告というITmediaの記事もありましたが、ティザー(「じらす」という意味のteaseからの広告用語で、情報を少しずつ小出しにしながら注目を集める手法)的な要素もあるのですが、ブログバーツを提供していて、しかもそのパーツを入手する自分の分身がバーチャルな記者会見場に椅子を持って現われる、というものです。
以下のサイトで登録ができます。2日間で500人から4000人になってる!!
■news! au!!!! news!
http://www.newsaunews.kddi.com/
さっそくぼくも登録してみることにしました(ちょっと遅すぎ)。
①最初に分身を選びます。ぼくは狼男を選択(マンゲツの夜に変身)。20パターンも用意されています。
②つづいて、椅子を選択。椅子を選べるというのがなんだかいいっす。
③カメラを選択。やはり記者会見にはカメラでしょう。11種類用意されています。ぼくはアンティークな2眼レフにしました。
④住んでいる場所を入力。プルダウンメニューです。
⑤最後に、イニシャルを入力。
これで、できあがり。生成されたコードをブログに貼り付けると表示されます。そもそもブログパーツはサイドバーに貼るものだと思うのですが、面倒なのでブログのなかに貼ってしまいます。以下です。
ちなみに、サイトの画面でIDを入力すると、ぐわーっと検索されて自分の場所が表示されます。おお、いたいた。ぼくは6000番台なのですが、ずいぶん後ろのほうですね。右側には埼玉のオンナの子が座っているようです。誰ですか?
バーチャルだとかWeb2.0だとか、そんな言葉は気持ちいいのでついつい使ってしまうのですが、結果としてそこから生まれるアイディアは単なるブログやSNSのようなものだったりします(苦笑)。でも、こういう参加型メディアもいいですね。しかも、ブログパーツを配布することで、クチコミ効果もある。
16日には何が起こるのでしょう。わくわく。
投稿者: birdwing 日時: 22:30 | パーマリンク | トラックバック (0)