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2007年10月10日

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バーチャルな世界で。

セカンドライフってどうなったんでしたっけ?えーと、退職したあとの田舎の生活ではありませんよ(苦笑)。3Dの仮想空間において、飛んだり跳ねたりしながら街を自由に移動してコミュニケーションできる、リンデンラボ社のサービスです。

バーチャルというキーワードでいろいろと検索していたのですが、ふとセカンドライフのことを思い出しました。日本語版がリリースされていたんですね。サービス開始前にはかなり盛り上がっていた気がするのですが、なんとなく最近はあまり聞かないようになりました。早すぎたのでしょうか。

ふと思ったのは、仮想世界のなかに街はなくてもいいから、ウィンドウなどを空間的に処理できるといいな、ということでした。別にバーチャルボディはなくてもいいので操作のインターフェースが3D化してほしい。以下のマイクロソフトのSilverlighという新しい技術のコンセプトを表すデモ映像のような感じです。

この映像に似たシーンを何かの映像で観た気がするのですが。うーん、思い出せない。

それにしても、タブブラウザを使っていながらも、画面が窓でいっぱいになってしまうぼくとしては、立体ディスプレイのような装置が出てきて、しかもタッチオペレーションで、指ですいすいウィンドウを動かせたらいいなーと思いました。

さて、ヴァーチャルにもいろいろありますが、最近、面白かったのはauの記者会見予告のコンテンツです。「10.16に都内某所にて記者発表」──KDDIがauの発表会を予告というITmediaの記事もありましたが、ティザー(「じらす」という意味のteaseからの広告用語で、情報を少しずつ小出しにしながら注目を集める手法)的な要素もあるのですが、ブログバーツを提供していて、しかもそのパーツを入手する自分の分身がバーチャルな記者会見場に椅子を持って現われる、というものです。

以下のサイトで登録ができます。2日間で500人から4000人になってる!!

■news! au!!!! news!
http://www.newsaunews.kddi.com/

さっそくぼくも登録してみることにしました(ちょっと遅すぎ)。

①最初に分身を選びます。ぼくは狼男を選択(マンゲツの夜に変身)。20パターンも用意されています。

au_chara.jpg

②つづいて、椅子を選択。椅子を選べるというのがなんだかいいっす。

au_isu.jpg

③カメラを選択。やはり記者会見にはカメラでしょう。11種類用意されています。ぼくはアンティークな2眼レフにしました。

au_camera.jpg

④住んでいる場所を入力。プルダウンメニューです。

⑤最後に、イニシャルを入力。

これで、できあがり。生成されたコードをブログに貼り付けると表示されます。そもそもブログパーツはサイドバーに貼るものだと思うのですが、面倒なのでブログのなかに貼ってしまいます。以下です。

ちなみに、サイトの画面でIDを入力すると、ぐわーっと検索されて自分の場所が表示されます。おお、いたいた。ぼくは6000番台なのですが、ずいぶん後ろのほうですね。右側には埼玉のオンナの子が座っているようです。誰ですか?

バーチャルだとかWeb2.0だとか、そんな言葉は気持ちいいのでついつい使ってしまうのですが、結果としてそこから生まれるアイディアは単なるブログやSNSのようなものだったりします(苦笑)。でも、こういう参加型メディアもいいですね。しかも、ブログパーツを配布することで、クチコミ効果もある。

16日には何が起こるのでしょう。わくわく。

投稿者: birdwing 日時: 22:30 | | トラックバック (0)

2007年9月 7日

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クールとはなんでしょう。

眠いです(泣)。不眠気味な今日このごろ。仕方がないので風の吹き荒び雨が打ち鳴らす音を聴きながら、昨日の深夜にはブログのデザインをこつこつと組み直していました。これがまたとんでもない手法でデザインしているので、やりかたは秘密です(苦笑)。というか恥ずかしくて言えません。とはいえ、トップページの現状をスナップしておくことにします。

トップページのレイアウト(070906現在)めざしたのは淡いエンボス調です。クールなデザインのブログにしたかった(苦笑)。しかし、クールってなんでしょう?そもそも何がクールであることの要素となるのか。

こういうデザインのサイトおよびブログは多いですね。淡い影で立体的な雰囲気を醸し出しながら、なんとなくシンプルでかっこいい。どこかApple的であるともいえます。ぼくはデザイナーではないのでよくわからないのですが、白を生かしたデザインは洗練されていてよいと思いました。基本的には深澤直人さん的というか、何もデザインされていないかのようにみえて美しい、というのが理想でしょうか。それがいちばん難しそうなのだけれども。

ぼくもこのブログの設定にあたっては文字の大きさとか行間とか、びみょーにこだわって作っているつもりです。まだ技術と知識がともなわないので、うまくいかないんですけどね。細かいことをいうと、行の右で文字がばらけているのが気になる。ここをなんとかしたい。たぶん何かわざがあると思うのですが、こういう細部にブログデザインの神様が宿る気がします。研究しよっと。

色彩に関していえば、一方で黒や赤などでがつんと決めるサイトもかっこいい。迷いどころです。黒と赤という配色は、力強さを感じていいですね。赤もちょっと暗めの赤を選びたいところで、キンアカというか、これはアカですっ!と主張するアカではなくて、いぶし銀のように控えめでありながら存在感のあるアカ(よくわかりませんが。苦笑)。

情報を整理するにあたっては、カテゴリーのメニューをヘッダーの下に配置しました。よくタブ風のグローバルナビゲーションを配置しているサイトがありますが、その感じでしょうか。しかし、すっきり整理されすぎてぼくにはかすかな不満が漂います。うーん、これはどうだろう。

birdw2.pngトップのヘッダーには青空と鳥を配置しました。鳥の絵を加工したものも作ったのですが、シンプルに空を白い鳥で抜くことにしました。この鳥の絵は、パソコンでちまちまと描きました。こんな感じのもの作ったのですが、ボツ。

ちなみにぼくはPhotoshopなど専門的なフォトレタッチソフトは持っていないので、もっぱらフリーソフトのJTrimで写真を加工しています。これ、無料にしては高機能でよいソフトだと思います。画像を立体化する機能とか、プラグインがもう少しかっこいいといいなーとは思うのですが。

通常は、トップページと各エントリーページは同一のスタイルシートを使うことが多いと思うのですが、別のスタイルシートにしています。そんなわけで個別のページに遷移すると、サイドバーが緑色になる。そうしたいと思ったわけではなくて、単純にMovableTypeを使い始めて、どのスタイルがどうなっているかよくわからなかったからです。なので、ああここを緑にするとこのページが変わるのか、という目安にしていました。

かつてブログを書いていたときに、「日本でブロガーと言われるひとのブログには、どうしてひどいデザインしかないのでしょう」という言葉をいただいたことがあり、その言葉が楔のようにずっと刺さっています。そんなわけでぼくは書く内容はもちろん、ブログのデザインについても考えていきたい。クールなブログを求めて、インターネットの旅に出ることにします。

と、凝り性なぼくは、そんなことに時間をかけると、他のことがまるっきりできなくなってしまうのが問題ですが(泣)。

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ところで、検索エンジンに更新通知を飛ばしはじめて1週間。

analyticsによると、訪問された方(ほんのわずかなんですけど)の93.1%が「Lifestyle Innovation」という言葉で検索して、ここへ来ていただいたようです。みなさん、生活のイノベーションに関心があるんですね。というか、探されてます?わたくし(苦笑)。

よい意味で探されているのであればともかく、そうではない関係者に訪問されるのはどうかなあ。もし、かつてのブログを読まれていて、そういえばあのブログ消えちゃったみたいだけど、また読みたくなっちゃって探してやってきました、という奇特な方がいればコメントください。昔のエントリーもありますので、ご紹介しましょう(いずれはこのサイトに統合する予定)。

それにしても、ちょっと更新通知を飛ばす時期が早すぎたかもしれないと後悔。

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■9月8日追記

どこかで書こうと思ったのですが、あえて書くようなことでもないので控えめに。このブログには、次のアドレスでもアクセスできます。いずれは、独自ドメインを取得しようと思っています。

http://birdwing.halfmoon.jp/

ミカヅキにしたかったんですけどね。それにしても、sakura(花)、birdwing(鳥)ときてhalfmoon(月)とは風流ですな。あとは風なんですけど・・・あっ、ぼくは風邪ひいてる(笑)。これで揃いました。

投稿者: birdwing 日時: 23:29 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年9月 1日

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ささやかな通知。

涼しくなりました。会社から帰る道すがら、ころころと虫の声を聴くようになったと思ったら、もう9月。はやいものですねえ。秋じゃないですか。なんとなくトウキョウはまだ蒸し暑いけれども。

曇り空の本日。長男くんの自由研究を手伝った後で、日々の疲れが溜まっていたせいか、涼しさが気持ちよかったせいか、うとうと眠ってしまいました。すると、浅いまどろみのなかで楽しい夢をみました。

くじらのようなでっかい飛行船が空に浮かんでいて、飛行船のお腹の下を潜り抜けるように、奥さんがクルマを運転して子供たちと快適にドライブしている。うーむ、奥さんは免許持っていないんですけど(苦笑)。まあいっか、夢のことだし。クルマの窓から流れる緑の木々の風景がとても快適でした。そう、ちなみにぼくはカラーの夢を見ます。

というどうでもいい夢の話はさておき。MovableTypeでこのブログを構築して、ようやく1ヶ月になります。ほんとうに親しい(信頼できる)ひとだけに場所を告げて運用していたので、たぶん毎日MAXで10人ぐらいの訪問だったでしょうか(笑)。ページビューに関しては、自分で更新しまくったため1,300PV/月ぐらいいってしまいましたが、8,000PV/月だったはてなの頃と比べると穏やかになりました。うーむ。これぐらいがいいぞ。自分としては最適だ(日に8,000PVというときもあったんだけど、あれはもうこりごりだ)。

ちなみにぼくはGmailとともに、Google Analyticsをログ解析に使っています。ココログなどでは、生ログにフラグを立てて誰が見にきたか(つまり足跡機能ですね)なんかもできるのだけれど、なんとなくぼくは好きではない。現在はレンタルサーバーで運用しているので、サーバーの生ログをひろってくれば同じことは可能です。でも、やらない(笑)。

Analyticsのよいところはアバウトなところです(笑)。ビジュアルで概要をつかめる。こんな感じです。

analitics_0708.JPG

解析したいサイトにタグを埋め込まなければならないけれど、簡単で高機能です。基本的にグーグルが買収した企業のUrchinという製品で動いていると思うのですが、仕事でログ解析などもしなけりゃならないので、ちょっと触ってみました。ぐーんとグラフを右肩上がりにしたいとか、そういう思いはぜんぜんございません。平行にずーっと続いてほしい。

ぼくは書きたいことを書く、それだけのことです。

ミニマムな運用ですが、だからといって手を抜かず、1ヶ月のあいだ全力で書いてきました。そしてこれからも全力で書いていこうと思っています(なので、読んでいただける方、よろしくお願いします)。

特定の少数のひとに向けて書いたほうが気持ちが入るのかもしれませんね。ブログで人気者になれ、稼げ、という方向性もありだとは思うのですが、ぼくはもっとミニマルなものであってよいのではないか、ということをずっと考えてきました。

かといって、閉鎖的になるのではなく、いろんな偶然の広がりのようなものを作りたい。どーでもいい不特定多数に読まれるよりも、読んでほしいひとに訪問していただけるようなSEO(検索エンジン対策)も考えたい。というわけで、少しずつ外部に開いていくつもりです。

いままでは検索エンジンにPING(更新通知)を飛ばさなかったのですが、9月になったので、Googleのブログ検索とYahooのブログ検索だけに、さりげなく更新通知を飛ばしてみました。

たくさんのひとに見ていただかなくてもいい。ほんとうに趣味や人間性の合うひとたちに読んでいただき、いろいろなお話をしたい。というわけで更新通知を飛ばしてみたのですが、きちんと反応してくれる検索エンジンとしてくれないエンジンがあるようです。面白い。

それにしても、いまだに検索すると自分の過去の汚点(苦笑)を目のあたりにして困惑します。インターネットの怖いところは、キャッシュ(データを一時的に保存すること)に残ってしまうことかもしれない。一度、取り返しのつかないことを書いたら、しばらくはその過去から逃れられません。やれやれ。

しかしですね、ぼくが思うのは、結構こういうことは気にしているのは自分ばかりで、他のひとはどーでもよかったりするのではないか、と(笑)。転んだら立ち上がればいいわけで、自分なりの価値判断をどーんと持てば、たいていのことには揺らがなくなります。

ここで書いてるよー、というささやかなお知らせを飛ばしながら、こつこつとエントリーを積み上げていきます。

まだβを外すことはできないんですけどね。そもそもデザインをなんとかしたいです(苦笑)。それから、カレンダーの翌月、前月を表示させるという簡単そうなことができなくて困惑中。ブログ書きと平行して、勉強しますか。

ヘッドホンが暑くて被れなかったので保留にしていたDTMも、そろそろ再開しようと思っています。ゲイジュツの秋、よい曲を作りたいものです。さらに映画も観たい、本も読みたい、と欲張りな秋です。

投稿者: birdwing 日時: 23:06 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年8月30日

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追いつかない現在。

日記的なものではなくコラム的なものを書こうということで、デイリー・コラムニストを宣言してみました。けれども、毎日何かを書くのは難しいようです。ネタを探すのも大変だし、時間を作るのも大変。しかしながら、大変だ大変だといっていてもはじまらないので、

  • 大変だ
  • 忙しい
  • 時間がない

という言葉は(なるべく)NGワードにします。それだけで何か書けちゃいそうなので便利なのですが、その言葉が逃げにもなるので。

書かずにいられない病をハイパーグラフィアというそうで、アリス・W・フラハティの「書きたがる脳 言語と創造性の科学」という本を読んでから、何度かブログでも引用させていただきました。反対の言葉はライターズブロックで書きたいのに書けない。

書きたがる脳 言語と創造性の科学
吉田 利子
書きたがる脳 言語と創造性の科学
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本物のハイパーグラフィアなひとは常に何かを書いているらしく、つまり食事をしていてもメモに何かを書き殴っていたり、本の余白をびっしりと文字で埋めてしまうとのこと。さすがにぼくはそこまで熱心ではありませんが、通勤電車のなかなどで、アタマのなかを電光掲示板のように文字が流れていくことがあります。ああ、このアタマのなかの文字をそのままジャックからアウトプットできれば、と思う瞬間です。

そもそも書くという行為自体が、厳密にいえばリアルではありません。脳内で言葉が生まれて、指先に伝わり、パソコンの文字に入力されたインプットがディスプレイに表示される。たぶんその過程でわずかな遅延があり、タイムロスがある。ぼくは仕事のためにブラインドタッチはもちろん、話すこととほぼ同じ速度でタイプすることができますが、キーボードに慣れていないひとであればかなり時間がかかるでしょう。

この時間、ロスタイムが結構重要な気がしています。

というのはですね、書くために時間をかけると、その間にいろんなことを考えてしまう(笑)。当たり前なのですが、人間、暇があるといろんなことを考えます。もちろん大事なことを考えることもありますが、どーでもいいことに固執することもある。たいてい、仕事においても、どーでもいいクレームや余計な提言をするひとは暇なひとで、忙しいひとはかなりポジティブに瞬間的に判断して、いいんじゃない?やろうよ、とノリもいい。

文章においても、時間があると、まてよ、こんなこと書くとあちらの方面に角が立ちそうだ、とか、ああ、なんだか読み直したら落ち込んできた、ぼくってダメなのねーとか、さまざまな妄想が脳裏をよぎります。で、書くのを止めてしまう。

また、書く対象として、

安全地帯のネタ/危険地帯のネタ

というものがあるのではないでしょうか。

たとえば、こんなもの食べた、こんな本を読んだ、こんなところへ行ったという話題は、安全地帯のネタです。記録に近いので、書いたからといって、あとで落ち込んだり自己嫌悪に陥ることも少ない。しかしながら、あいつに頭にきた、ないしょだけどわたしはこんな人間です、過去にこんなことしちゃいました、のようなカミングアウト系のネタはかなり危険地帯に踏み込んでいる(笑)。

ぼくはどちらかというと、あえて自分からデンジャラスゾーンに飛び込んでいって、あぶなーい、身を伏せろっ!という知人やネットで親しくしている方の声を聞こえないふりして、やだよーん、これ押しちゃうんだもーん、という感じで自爆装置を押して、ちゅどーんと自分もろともブログを吹き飛ばしてしまうようなタイプです。ただ、数年前であれば考えもなく感情のままにエントリーしていたのですが、最近ではかなり考えているんですよね(これでも)。

うまく言えないのですが、演出している、という感じでしょうか。アブナイ自分を演出している、というところもある。だからギリギリのところで危険を回避して、心のバランスもとれるようになってきました。

しかし、クリエイター思考というかアーティスト思考のいけないところなのかもしれないのですが、安定してくると、その安定を壊したくてむずむずしてくる(苦笑)。あっちの地雷は大きそう(ぽっ)という風に、わざわざ自爆のネタを探してしまうわけです。

というわけで半分自爆気味で20分ぐらいで書き殴ったエントリーが「夏の終わりと焦燥感。」だったのですが、このひとまた自爆しちゃうんじゃないかしら?という不安を煽ってしまったせいか、みなさんから心あたたまるコメントをいただきました。すみません。そして、ありがとうございます。

コメントを読んでいろいろ考えていることもあります。ところが、その考えていることが現実に追いつかなくて、書こうかどうしようか迷っているうちに別の書きたいことなどが出てきたりして、とても困ります。

文章を書くということは、終わりのない現実との鬼ごっこなのかもしれません。

トラが自分のしっぽを追いかけてバターになってしまう童話みたいなものでしょうか。とろけそうな暑さは次第に薄らいできましたが、考えすぎて思考のバターにならないように気をつけます。なんとなく思考のバターは美味しくなさそうだし。

投稿者: birdwing 日時: 23:31 | | トラックバック (0)

2007年8月27日

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匿名と本名の狭間で。

ブログを書き始めた頃、ぼくは子供の頃から呼ばれているニックネームをハンドルネームとしてブログを書いていました。ハンドルネームは、ぼくの苗字の一部だったわけです。

ちなみにぼくの苗字は珍しい苗字です。初対面のひとには、たいてい間違えられます。会社に売り込みにかかってくる電話で苗字を間違える営業に対しては、「そういうひとはいませんけど?」と、本人であるぼくがしらばっくれて切ることにしています。さすがに個人情報保護法から少なくなりましたが、名簿屋から購入した名前には、ふりがながふられていないのでしょうか。

そんなに珍しい名前にもかかわらず、同姓同名が日本に3人ぐらいいるようです。一応、ググる(Googleで検索する)と検索結果に表示されるのは自分の名前がトップであり、現在の仕事、在籍していた大学(大学時代に書いた論文がある)がばれちゃいます。その後には同姓同名の別人のプロフィールが表示される。中小企業の取締役をやっている方もいらっしゃるようです。がんばってくださいね、ぼくと同姓同名のどなたか。

父の配慮によって、苗字が珍しいので下の名前は一般的なふつうの名前を付けられてしまったのですが、あまりにもふつう過ぎて、子供の頃から自分の名前があまり好きではありませんでした。もっとかっこいい名前にしてほしかった。

そんな思いがあったからか、息子たちにはかっこいい名前をつけています。ふたりとも英語(ローマ字)にすると三文字になる。しかも、漢字1字。さらにですね、ぼくと画数がいっしょです。凝ってるでしょう?だからどうだってことは何もないのだけれど(苦笑)。

現在のハンドルBirdWingは、最初のブログを消滅させた2007年の2月に、リアルからちょっと距離を置いた名前にしようと思って付けました。空が好きだったので、空にちなんだ名前にしたいということが第一にありました。また、鳥のように上空から世界を俯瞰できるような思考を持ちたい、とずっと考えていたこともあります。でも、鳥好きというわけじゃありません(ペンギンは好きです)。

短縮させたBWは、Black and Whiteに通じるかもしれませんね。光と影、白と黒、陰と陽、オモテとウラ。二面性であると同時に、多用な側面を現す意味もあると思います。

ちなみに、BirdWingのハンドルは他にもいて、これもまたググるとアニメとかエロゲーオタクのひとがヒットする。ちょっと困惑。そちらの趣味の方はぼくではないのであしからず。

ハンドルをつけるのは難しいですね。誰もつけていない名前というものはあり得ない。はじめてBirdWingの名前でブログを書いたときには、なんだかむずむずしました。自分にしっくりこない感じです。やっと最近になってBirdWingの仮面が自分の顔とフィットしてきたような気がしますが、それでもまだなんとなく違和感がある。その違和感を解消することはできないのではないか。

ちなみに名前は隠しているけれども、ぼくは自分の顔をブログで晒しています。ブログのトップに掲げているのは、ぼく本人の顔です。顔を晒すなんてナルシスティックじゃないか、と思うかもしれませんが、もともとはぼくは匿名にするつもりはなくて、本名で堂々とブログを書きたかったんですね。韓国ではすべて実名でブログやSNSをやっている、ということも聞いたことがあります。

その顔写真ですが、ブログ消滅後のひどい時期に疲れ果てて(酔っ払って)撮ったので、あまり気に入っていません。むすーっとした不機嫌な顔です。いつか別の顔に変えたいと思うのだけれど、なんとなくセルフ撮影って恥ずかしい。かといって、家族に撮ってもらうのも、恥ずかしいし。

さて、本名と匿名の話に戻るのですが、先日、若いひととメールアドレスを交換する機会があり、アドレス交換しましょうと言われて携帯電話を差し出されて困りました。う。えーと、おじさんは携帯電話、苦手なんです。というか、通信でデータ交換したことないんです(泣)。思わず紙に書いてもらいました。ああ、ジェネレーションギャップが・・・。

匿名にこだわるのはなんだかやましい気もします。だからといって、何があるかわからない時代だから本名で勝負、というほど度胸もないし。

匿名にするか本名にするか。どうでもいいことで悩むのはネット社会の弊害という気がするのですが、いかがなものでしょうね。

投稿者: birdwing 日時: 23:23 | | コメント (2) | トラックバック (0)