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2006年1月10日

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堕天使のパスポート

▽Cinema06-006:お医者さんは、苦手なので。

B0006U0HBG堕天使のパスポート [DVD]
スティーヴン・ナイト
ショウゲート 2005-01-28

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ホテルで行われる闇の臓器売買についてのサスペンス。「アメリ」のオドレイ・トトゥが出演しているので借りてしまいました。バスローブから、ちらりと胸がみえたりしたのだけど、必要のないサービスという気がしました。移民社会の暗さ、アメリカへの憧れなどがうまく描かれていると思います。しかしながら、ぼくの感想はいまひとつ。すみません、お医者さん、苦手なんです。手術のシーンなんてみちゃいられません。最後もなんだか唐突でした。1月9日鑑賞。

*年間本100冊/映画100本プロジェクト進行中(7/100冊+6/100本)

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2006年1月 9日

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死ぬまでにしたい10のこと

▽cinema004:覚悟を決めた強さ。

B00185JPAW死ぬまでにしたい10のこと
イザベル・コヘット
松竹ホームビデオ 2008-06-27

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生きているということは、ただ生きているということに甘えているものかもしれません。だから愚痴も言う。くだらないことにこだわりもする。ぼくはたぶん余命数ヶ月と宣告されたら、きっとパニックになるような気がしました。この映画の主人公のように、やっておくことの10カ条を書き出して、誰にも死に至る病であることを告げずに、充分に生きていくことは難しいかもしれない。でも、もしかしたらぼくだって、明日には死ぬ運命かもしれないわけです。一日をきちんと生きていこうと思いました。隣の家に越してきたナースのアンの話に感動しました。それから主人公が口ずさむ、ビーチボーイズ(というかブライアン・ウィルソン)の、「God only knows(神のみぞ知る)」はぼくの大好きな曲ですが、やはり素晴らしいメロディだと思いました。1月9日鑑賞。

*年間本100冊/映画100本プロジェクト進行中(7/100冊+4/100本)

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東京物語

▽cinema005:静かな、ざわざわ感。

B000VRRD20東京物語
笠智衆, 東山千栄子, 原節子, 杉村春子, 小津安二郎
Cosmo Contents 2007-08-20

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いい映画でした。心に染みた。泣けました。こういう映画を観ていたいです。ただし、いまだからこそ、余計にぼくの心に染みるという気がします。映画のなかと同じ年齢の年老いた母親が田舎にいて、結婚して息子がいるいまだからこそ、モノクロの向こうに描かれた物語の文脈に身を任せることができる。名画というだけで、ちょっと人生をわかったようなふりをして、20代にみていたらきっとまったくその深みをわからなかったかもしれません。上京した親に対して忙しいを繰り返して残酷までのうわべの思いやりと欲をみせる実の息子や娘と、ほんとうに親身に接する次男の嫁さんという人間の心理の深みの描き方が素晴らしいと思いました。成長した息子に期待するのは「世のなかの親の欲」であり、変わってしまった親子について「他人どうしでも、もっとあったかい」「世のなかって嫌」という言葉が痛かった。この老夫婦のように、年を重ねていきたい。書きたいことがたくさんあるのですが、もう一度、じっくりと観たいものです。1月9日鑑賞。

*年間本100冊/映画100本プロジェクト進行中(7/100冊+5/100本)

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2006年1月 8日

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ULTRAMAN

▽cinema06-003:子供がいるから、強くなれる。

B0009IY9IWULTRAMAN
特撮(映像)
バンダイビジュアル 2005-07-22

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息子と一緒にみました。が、子供向けではないですねこれは。ウルトラマンになる主人公はイケメンではなく(別所哲也)、純朴な奥さん(裕木奈江)と幼稚園に通う子供がいる、ふつうの家族もちの男です。未来的な乗り物もないけれど、F-15のパイロットではある。そして、子供との約束をかなえるために怪獣と戦うのです。一時期、デビルマン、キャシャーン、キューティー・ハニーと、かつてのヒーローたちを実写で再現するということが流行っていたようですが、その流れにあるのではないでしょうか。賛否両論あるかと思うのですが、ぼくはよくできている映画だと思いました。CGはすごい。最近の映画は、ほんとうにびっくりします。日本の映画、頑張ってほしいです。

*年間本100冊/映画100本プロジェクト進行中(7/100冊+3/100本)

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2006年1月 7日

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コーラス

▽cinema06-002:美しいのは声だけではないのだ。

B000BBU2BAコーラス メモリアル・エディション
クリストフ・バラティエ ジャック・ペラン
角川ヘラルド・ピクチャーズ 2005-12-22

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決して有名にはならなくても、一生音楽を続けたという先生の姿に心を打たれました。信念を貫くことは大事だと思います。心が美しいからこそ、美しい音楽も奏でることができる。少年たちの合唱は、ほんとうに美しい(というか、少年も美しい)。人間の声は何よりも素敵な楽器ではないでしょうか。1月7日鑑賞。

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