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2007年8月25日

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きれいなおねえさんが、好きです。

言い切ったなおまえ、言い切っちゃったなー?という感じですが(笑)。きれいなおねえさんが、好きです(きっぱり)。男性はみなさん、そうではないでしょうか。もちろん個々の趣味はあるでしょうが、彼女あるいは相方には、いつまでもきれいでいてほしいものですよね。と、同意を求められても困惑かもしれませんが。

ナショナルのビューティーケア関連製品のCMは「きれいなおねえさんは、好きですか。」というキャッチコピーで展開されていて、今年は仲間仲間由紀恵さんを起用されているようです。YouTubeからCM動画を(すぐに消されちゃうかもしれませんが)。

■仲間由紀恵 ナノケアCM

ぼくは水野真紀さんが登場しているCMが好きでした。ちなみに以前とある駅で水野真紀さんをみかけたことがあり、彼女はまるでCMのようにふわっと振り返ってホームの方を見たりしていたのですが、うわーきれいすぎる・・・と、しばらく茫然自失いたしました。

ところで、以前ライブなどに行って歌を聞かせていただいたインディーズミュージシャンのしばた歩実さんの日記で知ったのですが、このナショナルでPREMIUM MEMBERS 2007 in ASIAというキャンペーンが展開されているとのこと。「美にこだわりのある多くの方々を応援」する企画のようですが、なんとサイト上でPREMIUM MEMBERSに選出された2007人のきれいなおねえさんの写真と考え方を見ることができます。

PREMIUM MEMBERS 2007 in ASIA.JPG

しばた歩実さんもこのひとりに選出されたそうです。すごいですね。

でも、しばた歩実さんの日記にはエントリーナンバーが書かれていませんでした。そこで、地域に絞り込んでひとつひとつおねえさんを表示させながら、しばたさんを探せーっと確認していったのですが、きれいなおねえさんの画像に圧倒されて、くらくらしました(笑)ああっ、このきれいなおねえさんと…あんなこといいな、できたらいいなっ♪と(by ドラ○もん)。妄想全壊…いや、全開状態です。深夜に見るもんじゃないですね。願わくば、全身も見たいところ。細い脚のおねえさんも好きなので。

えー先日から、かなりこんなことばかりブログに書いてしまっていて、女性の方には呆れられてしまいそうですが、いいのだ、書きたいことを書くのだ。・・・でも書きすぎには注意しましょう(苦笑)。

そこで、少しばかり真面目に趣味の音楽方面にも触れたいのですが、ぼくは女性ボーカルをフィーチャーした曲を作りたいと思っているのだけれど、ぼく自身は女性ではないし、曲を歌ってくれる方を探すのはそう簡単ではありません。

そこで、VOCALOIDというヤマハの開発したエンジンによる歌うソフトウェアを使って曲を作っていました。先日、やっとLotusloungeのSheepさんに強力に協力いただいてナマのボーカル作品を完成させることができたのですが、VOCALOIDのほうでもVOCALOID2という新製品が出るようです。

キャラクターボーカルシリーズとして、第一弾は『初音ミク』(CV:藤田 咲)とのこと。うーむ、ホンネを言ってしまうと、このオタク系な方向性にはちょっと引きます。なんとなく、嫌だ(笑)。アニメ系は勘弁してほしいな。きちんとした技術だと思うので、もう少し本格的なボーカリストのスタイルが希望なのですが、売り上げ優先で考えると、オタク系市場は広がりもあるし、お金を使うターゲットでもあるのでこうなっちゃうのでしょう。ちぇっ。

ブログでお知り合いになって、このブログでも早速テスト段階に書き込みをいただいたもんきぃ(Monkey & 36 Maniacs)さんは、実はボーカロイドコンテストで最優秀賞を受賞されて、拝郷メイコさんとレコーディングもされたすばらしい方なのですが、もんきぃさんのデモソングがサイトに掲載されるようで、早速ブログでも先行公開されています。

いいですね(しみじみ)。ぼくはモンキィさんのこのデモを聴いて、ブライアン・ウィルソン(ビーチボーイズのソングライターでありシンガー)とプリファブ・スプラウトの「アンドロメダハイツ」が脳裏に浮かびました。この楽曲の作り込みは、並大抵ではありません。

きれいなもの、美しい音、すばらしい生活の断片、こころをほっと和ませる文章、そんなものを追求することは大事だと思います。それらをキャッチするセンサー、そしてフィルターをかけない誠実な気持ちを大切にしたいものです。

さて、本日はこれからニック・ドレイク・ミーツ・シガー・ロスと評されるTamas Wellsのライブに渋谷まで行ってきます。その前に仕事、なのですが。

+++++

■9月3日追記

記事のなかでも取り上げていますが、VOCALOID2 キャラクター・ボーカル・シリーズ01初音ミクが8月31日に発売されました。やっぱりぼくはこのアニメ・パッケージがどうも・・・(苦笑)。

初音ミク HATSUNE  MIKU初音ミク HATSUNE MIKU


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実際にコメントまでいただいてしまいましたが(ありがとうございます!)、商品ページのDEMOSONG2を作られているのがもんきぃ(Monkey & 36 Maniacs)さんです。

もんきぃさんと知り合ったのは、ぼくがMUZIEで自作曲を公開していたときのことでした。たまたま同じ日の新着リストにあったもんきぃさんの曲を聴いて、おお、これは素晴らしい!ということでブログに紹介。長い月日が経過した後、これも偶然、検索されてぼくのブログをみたもんきぃさんとお話をしたことがきっかけでした。

表現方法やトークは違うのですが、もんきぃさんにはぼくと何かしら似た匂いを感じます(笑)。そして楽曲のアプローチもわかる(うんうん)。巨大掲示板に晒されたり(苦笑)、いろいろとありますが、頑張ってくださいね!

投稿者: birdwing 日時: 10:45 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年8月22日

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スタイリッシュ☆スタイリッシュ。

最近の若者って、すごい素敵じゃないですか。アメリカナイズされた食生活のせいかもしれませんが、一般人がふつうにモデルのように美人や美男子だったりします。

小顔で、脚がすらりと長くて、ナイスバディなプロポーションです。びっくりするほど美しいひとがふつうにいる。もちろん女性だけではなくて男性もそうで、きみはジャニーズ所属ですか?というようなひとが平気で街を歩いている。どうしたものでしょうか。いや、どうもしませんが。

今日も朝の電車で、茶髪のイケメンビジネスマンが電車に乗り込んできました。まぁ素敵!みたいな感じです。ただ、次の駅に到着して席が空いたので疲れたおじさんであるぼくはさっそく席に沈み込んだのですが、あろうことかイケメン君がぼくの隣の席に座ってしまった(どきどき)。

でもですねー、車内の女性たちのちらり目線がイケメン君に集まるのが分かるんです。ぼくもまあイケメンを標榜しているのですが(そうなのか?苦笑)、どうみても無理して茶髪にしている疲れたおじさんなわけで、勝ち目がない。正統派イケメン君のお尻のきゅっ!と締まった感じにも、負けたー(涙)な感じなわけです。

ちぇーっとふてくされて目を閉じていたら、ほんとうに爆睡してしまい、気付いたらイケメン君はどこかへ消えていました。なんだかなあ。。。

と、男性のことばかり書いているとこのひとってホモ?と誤解されそうなので、女性の話に。若い女性ばかりが素敵というわけではなくて、結婚されている方でも素敵なひとは多いですね。本日、あまりの暑さにとろけそうで、サンマルク・カフェに避難していたのですが、中学生とそのお姉さんらしき姉妹がお茶をしていました。

中学生の妹はともかく、お姉さんはなんとなく素敵だな、と見惚れていたのですが、席を立って帰ろうとしたときに、妹が「あっ、ママ待ってよ!」と。うえーっ!お母様であられましたか!まいった。そんなに大きな子供がいるなんて、ぜったいに信じられません。素敵だ(遠い目)。

しかしながら、平均的な美女、美男子率は向上しているかもしれませんが、そうではない(失礼!)ひともいます。

帰宅時の通勤電車のエピソードです。疲れてシートに沈み込んでいると(そればっかり)、旅行帰りでしょうか、大きなキャスター付きの荷物をごろごろ転がして、やはりお疲れのカップルが乗り込んできました。

これがまた対照的で、彼氏は小柄で不健康な北欧ミュージシャンという感じ。黒髪の長髪で、夏なのに素肌は色白で不健康というか、なんとなく貧相です。しかしながら彼女は真っ黒に日焼けしていて、逞しい(笑)。顔はちょっと幼い感じで、なんとなく可愛かずみさん的な感じ(ぽっ)。でも、ダイナマイトなバディで何よりも腕と足が頑強です。とっても男らしい(笑)。

ちなみになぜ可愛かずみさんでぽっというかというと、まだ若かりし頃、ぼくは彼女のファンで写真集を大切に所有していたからです。

えーと、白状しちゃうとヌード写真集でした(照)。あまりに熱心に読んだため、表紙がぼろぼろに破れてしまったのですが、悪友からは「おまえこれ、すごい高価で売れるぞー!」と言われた伝説の写真集です。行き場のない熱い想いを持てあましていた若かりし頃、この写真集でずいぶん発電・・・じゃなくて充電させていただいたものです。結局、可愛かずみさんといえば、自分を殺めてしまった不幸なアイドルで、ちょっと哀しいのですけどね。

と、余談が長くなりましたが、電車のなかのカップルの話に戻りましょう。

顔はロリータなんだけど身体はぼーんとダイナマイトな彼女は、喩えるならクマさんという感じでした(笑)。いや、クマさんというテディ・ベア的な可愛い感じではないですね。むしろ、熊さん。

江戸の落語ではないですが、おや、熊さん、なにやってるんだい? おお、ゲンさん、ちょいとビリーってやつをやっているところさ、という感じ(笑)。とにかくダイナマイトなバディなわけで、周囲を気にせずに、蚊にくわれた立派なおみ足をぼりぼり掻いていたりする。で、北欧系ミュージシャンな青白い彼はといえば、そんな彼女にほんとうに困っていたりする。困っているんだけど、彼女に甘えられて上から抱きつかれて、むぎゅーという感じで潰されている(苦笑)。

ついつい、いろいろな妄想が脳裏に氾濫してしまったのですが、ダイナマイトな彼女は夜のほうも精力的じゃないかな、と。余計な妄想ですよね(苦笑)。ところが妄想がはじまると止まらなくなってしまって、あのバディで上に乗られたら、きっと悶絶するなあ、とか考えてしまいました。いろんな意味で悶絶する。というかまずは重さで悶絶する(ははは)。

だから、上に乗られないように押さえ込みでバックを取りたいところですが、なかなかバックは取れないのではないか。むしろ逆にバックを取られてしまって、お尻からばこばこ攻められてしまいそうです(そんなことがあるかいな)。手強い感じがしました。強敵だよ、ダイナマイト・バディちゃん。ぜったいに勝てん。

・・・えーと。何の話でしたっけ。プロレス?でしたっけ(苦笑)。

と、そんなダイナマイト・バティちゃんをウォッチングしながら電車で帰宅したのですが、11時を過ぎているせいか、酔っ払いが多い。ぼくの目の前では酔っ払った熟女さまが、まあるいお腹を露出されていて、これはこれでまた困惑いたしました。おへそを凝視してしまったのですが(だって目の前にあるんだもん)、いまひとつ。まさかおへそを凝視されているとは思わないですよね。飲みすぎには注意しましょう。

そして思いました。そうだ、ジムへ通おう、と(なんだそりゃ。苦笑)。

中学から高校までテニス部に所属していたぼくは、テニスは上手になりませんでしたが、筋トレのおかげで逞しいバディを手に入れることができました。けれども、いまではすっかりぷよぷよになってしまいました。昔は腹筋も割れていたんですけどね。いま割れているのは尻ばかりです(それが割れていないと、いろいろと困るのだけれど)。

とにかく、どうも精神ばかりを鍛えがちな毎日を送っていたのですが、身体も鍛えなければ、と思ったのでした。熊さんにフォールをかけられても大丈夫なようにね。なんちゃって(笑)。

えー疲れと仕事のプレッシャーでよくわからない日記を書いてしまいましたが、たまにはよしとしましょう。硬めの思考から、ちょっとおちゃらけた話題まで、幅広くスタイリッシュな生活とは何かということを追求していきたいと思います。

+++++

ノスタルジックに調べてしまった可愛かずみさんのあれこれ(Wikipedia)。そして可愛かずみさんの映像をYouTubeから。こんな歌も歌っていたのか。はじめて知りました。でも、なんとなくプロポーションに固執したプロモーションが彼女を追い込んだ気もしますね(怒)。ああ、彼女の笑顔とその・・・を見ていると、なんだかせつない。えーと、ぼくは巨乳好きではないのであしからず(苦笑)。むしろ大きすぎないほうが・・・って誤解を生みそうだー。たぶん彼女の流れとして、ぼくは眞鍋かおりさんが好みです。いや、巨乳というところが好きじゃないので!


投稿者: birdwing 日時: 23:19 | | トラックバック (0)

2007年7月11日

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模倣と憧れ。

東京は雨降りです。外出すると、なんとなく湿度のフィルムで身体中が覆われてしまう感じ。あまり気持ちのいいものではありませんが、外を歩きながら傘に当たるぽつぽつという音を聴いていたところ、

「これ、録音できないかな・・・」
「シンセで再現すると、alva noto(カールステン・ニコライ)みたいな信号音だな・・・」

などと考えてしまいました。ぼくはビョーキでしょうか。きっとそうだ(苦笑)。ちなみにalva notoの雨音的なノイズというのは、「Berlin」のイントロを思い浮かべました。YouTubeから。こんな感じです。

■Berlin

歌入りの曲だけでなく、こういう抽象的な曲も作りたいものです。それにしても趣味のDTMのやりすぎかもしれません。耳に聴こえてくる音を音楽に変えようとする癖がついてしまって、いっそのこと脳内にジャックをつないで鳴っている音をアウトプットしたいぐらいです。できたらいいのに、と大真面目に考えるところが怖い。

そんな本日、久し振りにiPodで聴いていたのは、Peter Bjorn and Johnの「Young Folks」のリミックスです。

B000FL7B4WYoung Folks
Wichita 2006-08-07

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そのリミックスを電車のなかで聴いていたところ、先日作ったAME-FURUという曲のHOUSEバージョンを思いついてしまいました。その場で曲にできないのが、ほんとうにもどかしい。

映像を検索してみると、以前YouTubeで消されてしまっていたPeter Bjorn and Johnのライブを発見!やった、これは保存版だ。ギターレスの3人編成で、やっぱり変です。

■Young folks Peter, bjon & john

そんな感じで、あれこれぼんやりと考えながら検索をつづけたところ、なんと日本語版(カバー)が出ていたことも発見!知らなかった!タイトルは「恋はビヨーン〜No Mo-so No Love〜」とのこと。なんじゃそりゃ(苦笑)。アーティストの名前にちなんでどうする。公式サイトでは、イラストと写真を組み合わせたような映像が使われています。これもなんというか・・・微妙だ。

B000NVTHW8恋はビヨーン~No Mo-so No Love~
amtm
ビクターエンタテインメント 2007-04-25

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■公式サイト(試聴とPVがみられます。音が出るのでご注意ください)
http://www.amtm.info/

5月の記事ですが、以下のように書かれていました。

原曲を忠実に再現しながらもオリジナルアレンジを適所に施した サウンドプロデューサーにはMr.スウェディッシュ・ポップのカジヒデキ、ユルユル日本語詞には、柴咲コウ(RUI)・鈴木あみ・TRF・hitomi・松たか子・観月ありさ等に詞提供を行う前田たかひろ氏、そしてRemixにはクラブミュージックシーンで今話題の新進気鋭トラックメイカー、DE DE MOUSEが参加!

そもそもカジヒデキさんってMr.スウェディッシュ・ポップだったのか。まあ、いいや。

さて。リミックスやカバーは原曲に新しい解釈を付け加えるものですが、ただ単純に模倣をするとコピーになりますね。ビートルズのコピーバンドはそれこそ数え切れないほどあり、リッケンバッカーのギターにへフナーのバイオリンベース、マッシュルームカットにモッズ風のファッションをして、ジョンやポールといかに同じ声、同じ演奏を追求していきます。

音楽の楽しみのひとつとして、この模倣(コピー)はとても楽しい。というか、憧れのミュージシャンと同じ演奏をして、一歩近づくことができただけで、もうわくわくしますね。同じ曲を弾いているということだけでも嬉しいものですが、楽器もファッションも・・・という風に完璧にこだわるのも楽しそうです。

実はぼくはへフナーのバイオリンベースを持っています。初期ビートルズでポール・マッカートニーが弾いている楽器です。購入したのは社会人になってからですが、ほとんど衝動買いのように購入してしまいました。とても弾きにくいベースなのですが、自宅で弾いて高いポジションの音をぽーんと出したときに、おおっポールの音だ!と感動しました。エルビス・コステロがポール・マッカートニーとヴェロニカというコラボ曲を作ったときにわざわざポールにへフナーを弾かせたわけだ、と思いました(確かそんなエピソードがあったような。うろ覚えですが)。

コステロのヴェロニカは、社会人バンドをやっていたときに練習したことがあったのですが、3人編成になったばかりのことで異様に緊張が走ったのを覚えています。ただ、この曲を聴くといまでもあのときの必死な感じを思い出して、いいですね。ビートルズライクなアレンジであり、コステロのポップ志向のソングライティングが活かされた名曲だと思います。

急に聴きたくなってしまったので、YouTubeから。

■Veronica - Elvis Costello

Wikipediaを読んでいると、フジテレビの『とくダネ!』の主題歌になったとか。テレビに疎いぼくは知りませんでしたが。

好きなアーティストと同じ曲を弾く、同じ楽器を使う・・・という模倣のなかに留まるのではなく、その世界から一歩踏み出すとき、音楽はもっと面白くなる気がします。憧れを維持しながら別のフィールドでその憧れを実現すること。そうすることによって、まったく別の新しい何かが生まれるのではないか。

いま、ぼくはパソコンの打ち込みで曲を作りますが、仮想的な自分の脳内の世界では、へフナーのベースが鳴っていることがあります。弾いているのはバーチャルなポール・マッカートニーでしょうか(笑)。もちろん使っている音はシンセベース(Beef FMというプリセットを使うことが多いです)なのですが、ハイトーンに移ったとき、イメージのなかでぼくが抱えているベースはへフナーです。フェンダーのジャズベースでもなければ、ミュージックマンでもない。軽いバイオリン型の胴が鳴る感じをイメージしながら、マウスで音を配置していたりします。

楽器を持っていなかったとしても、楽器を弾くように仕事ができたらいいですね。スタッフの調和をハーモニーになぞらえるとか、仕事の流れをメロディの起伏としてとらえるとか、そんな発想があると短調な作業にも豊かなイメージが生まれそうです。また、ぼくが仕事中はスーツ着用にこだわるのは、ビートルズを筆頭としたモッズ系のアーティストたちに憧れているからかもしれません。ネクタイを締めてロックをシャウトするスタイルに強烈に惹かれていて、そんなイメージがひそかに仕事にも影響を与えているのでしょう。

音楽に限らず、坂本龍馬でもドラッカーでもイチローさんでもよいのですが、憧れのひとのスタイルをまず模倣すること。次に自分なりにアレンジして生き方を模索していく。他人と比較したり競争する必要もなく、自己満足でもかまわない気がします。

自分なりのスタイルのある生き方に憧れます。

投稿者: birdwing 日時: 00:00 | | トラックバック (0)

2007年7月 5日

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夢の在り処。

今週はいろんなことに集中しまくって知力と体力ともに消耗中です。かなり電池切れかかってます。カラータイマー点滅中。けれどもそういうときに限って大量に何かを書きたくなるのはなぜでしょう。破滅的ともいえる。

集中あるいは没頭するのはよいのですが、視野が狭くなるのが難点です。音楽はもはや現在作成中の趣味のDTM(自作曲)しか聴いていません(苦笑。しかも1日に数十回もリピートして、ここはああしたい、あそこはこうしたい、というチェック)。これがまた楽しくて、永遠にやっていたいぐらいです。が、ほんとうに視野狭窄に陥るのでちょっとまずいと思いました。

過剰にアウトプットばかりしていると、インプットをしたくなります。そんなわけで、視野を広げるという意味で昨日購入したのは英語関係のCDブックでした。これです。


4757411596イングリッシュ・ジャーナル・セレクション「ハリウッドスターの英語2」
英語出版編集部
アルク 2007-03-09

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そういえば英語力をつけたい、という目標もありましたっけ(ものすごく遠い目)。やりたいことが多すぎて収拾取れなくなっているのですが。

宣言するのが夢実現の近道

ちょっとここで余談ですが、夢について。

欲張りなぼくはたくさんの目標を立てながら端から忘れていくのですが、ときおり過去の決意を思い出すことがあります。そうして過去の目標を顧みると、長期的な観点からみて、願ったものは(一旦無意識のなかに忘れたとしても)実現できているような気がします。

たとえば趣味のDTMにおいても、将来的には生楽器+打ち込み、という方向性でやりたいということを2年ぐらい前には考えていたのですが、実現している。念願かなってボーカル入り自作曲も発表できそうです。ボーカル入りの曲については、2年ぐらい前に一度やったことはあるのですが、納得のいく完成度ではありませんでした。今回も自分の能力不足を感じるのですが、継続して何らかの形でトライしていきたいですね。凹んだとしても、諦めずにつづけていきたい。

実は、ネットに興味を持った当初、ぼくは自分のホームページを作ることが目的ではなく、自作曲をネットで配信したりネットを介してコラボをしたいものだなあと漠然と考えていました。あらためてそのことを思い出すと、5年ぐらい前の夢を完璧に実現しているのかもしれない。うーむ、しあわせだったりして。

もし夢があれば、叶う叶わないは別として、まず宣言してしまう、というのも手ですね。あるいは書きとめておく。できれば何度も書く。そうすれば無意識のなかで、夢への第一歩を踏み出せる気がしました。

ハリウッドスターの言葉

さて、イングリッシュ・ジャーナル・セレクションの話に戻るのですが、この本は2冊出ているようです。メグ・ライアンが表紙の1冊目も気になっていたのですが(むかしむかしメグ・ライアンが好きでした)、1冊目ではなく2冊目を選んだのはジョニー・デップが表紙だから、ということもあるのですが、チョイスされている10人が次のような俳優さんだったからです。

★オーランド・ブルーム:『キングダム・オブ・ヘブン』
★ニコール・キッドマン:『奥さまは魔女』
★ジム・キャリー:『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
★ハル・ベリー:『ゴシカ』
★ナオミ・ワッツ:『夫以外の選択肢』
★キアヌ・リーブス:『コンスタンティン』
★ジョニー・デップ:『チャーリーとチョコレート工場』
★キーラ・ナイトレイ&トニー・スコット:『ドミノ』
★ユマ・サーマン:『プロデューサーズ』
★ジョージ・クルーニー:『シリアナ』

まず、オーランド・ブルームだもんなあ。キアヌ・リーブスの「コンスタンティン」も記憶に残っています(DVDで観たんだけど)。ジョージ・クルーニーも渋いな。

ぱらぱらっとめくってみて、オーランド・ブルームの言葉に打たれました。彼は英国の南部訛りがあるようで、sayが「サイ」、timeが「トイム」に近くなるらしい。ふーむ、英語自体がわからないぼくは訛りまで考えたことはありませんでした。が、そういう細部がわかると楽しそうですね。引用します(P.36)。

I just wanna keep learning, and keep growing, and keep working, and hopefully I get the chance to work with great directors, and keep it real, you know what I mean? It's, it's about all about that for me.

僕はただ、これからも学び続け、成長し続け、仕事をし続けて、願わくば、偉大な監督たちと仕事をする機会を得て、そして、自分を失わないでいきたいですね。僕にとっては、それこそが大事なことです。

謙虚な姿勢に好感。オーランド・ブルームの純朴そうな目でじっと見つめられてこんなことを語られたら、どきどきしちゃいますね(ぼくがどきどきしてどうする。苦笑)。

オーランド・ブルームが出演しているキャメロン・クロウ監督の「エリザベス・タウン」は、ビジネスで大失敗しているところに父親を亡くして失意のうちに故郷に戻るのですが、その途中でクレアという女性に出会います。彼女が選曲してくれた曲を聴きながら、ひとりでクルマの旅をするのだけれど、このシーンはキャメロン・クロウ監督のセンス抜群な音楽の選曲といい、そのシチュエーションの切なさといい、もう号泣でした。

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オーランド・ブルーム キルスティン・ダンスト キャメロン・クロウ


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そんなぼくも、親不孝な息子だったにも関わらず、父を亡くしたときに非常にショックを受けました。たぶん2年間ぐらいはちょっとおかしかった。肉親の死がこんなに深い影響を与えるとは思わなかったのだけれど、その寂しさは結局のところひとりになって解決しなければ解決できなかったのだと思います。

オーランド・ブルーム演じるドリューがひとり旅で失意のどん底から再生していくように、孤独な辛い時間を経由しなければ得られない出口もあります。孤独な時間なのだけれども、いつも音楽だけはあった、というキャメロン・クロウ監督の演出がにくい(しかも気になる女性クレアが彼のためを思って選曲してくれたセットリストなんですよね)。

というようなことを思い浮かべながら、彼のインタビューの言葉はいいなあと思いました。CDできちんと肉声を聴いてみることにしましょう。

彼の言葉に共感しつつ考えたのですが、夢の在り処に到達するまでの道のりは決して近道はなく、学び続け、成長し続け、仕事を続けていく延長線上にあるものではないでしょうか。それは他人に左右されるものでもなく、自分を見失わずに、信じているものをこつこつと積み上げていけば、必ずみえてくるものだと思います。

そんな姿勢を忘れずにいたいものですね。ときとして挫けて諦めちゃいそうになるのですが。

+++++

「エリザベス・タウン」のトレイラーをYouTubeで観ていたところ、あれっ!と思いました。ここで流れている曲(飛行機のなかでクレアに話しかけられるシーン)に先日購入したUlrich Schnaussの「Passing By」を発見。おおっ、なんかこんなところで再会できてうれしい。あらためてよい曲です。それにしても・・・・・・ううう。トレイラー観ながら泣けてきた。

+++++

2008年2月2日追記

「エリザベス・タウン」のトレイラーがYouTubeから消えてしまったので、代わりに次の映像を。飛行機のなかで、スチュワーデスのクレアと出会うわけですが、お互いに惹かれて電話をし合う。一晩中、ずーっと話をしている。お風呂場でもトイレでも話をしている(笑)。結局のところ夜明けに会ってしまう、というようなシーンがあったかと思いました。ありますねえ、そういうこと。どんなに話をしていても話がつきないひとがいるものです。

■ElizabethTown: Drew and Claire "Summer Long"

投稿者: birdwing 日時: 00:00 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年7月 1日

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ダ・ヴィンチの手稿から。

これからじっくりと読もうと思っているのですが、ダ・ヴィンチの発明メモをCG化した本「ダ・ヴィンチ 天才の仕事」が楽しい。

4576070916ダ・ヴィンチ 天才の仕事―発明スケッチ32枚を完全復元
松井 貴子
二見書房 2007-04-27

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画家としてはもちろん、未来に対する洞察力にすぐれた機械(ヘリコプターなど)の発明家としても知られているダ・ヴィンチは「紙片やノートを持ち歩き、日記のように所感や研究についてのアイディア、考察、スケッチを書き綴った」そうです。

1487年から1519年に没するまで、ものすごい数の手稿を残したそうで、その範囲は「科学技術から土木工学、建築、解剖学、天文学、地質学、動・植物学、音楽、幾何学、彫刻、絵画論、都市計画」など、あらゆる分野にわたったらしい。すごい。マルチな才能を発揮していたんですね。

その多くが失われてしまったのだけれど、現在残っているものだけで8000枚。メモとはいっても圧倒的な量のアイディアを文章化していたわけです。これは推測ですが、書くことによってアイディアが整理され、さらにアイディアどうしの組み合わせから新たなアイディアを生んでいったのではないでしょうか。

ダ・ヴィンチのメモはワンシート・ワンテーマという整理されたものではなく、関係ないことも含めて一枚のメモにさまざまな内容が書き込まれていたとのこと。メモってそういうものだろうな、と思いました。体系的になっている必要はないし、究極のことを言ってしまえば、他人にわからなくてもいい。

PCでメモを取るときに不便だな、と思うのは、どうしてもテキストのメモになってしまうことです。文章でメモを取ると線的な思考になる。2次元的に(あるいは3次元的に)思考することができない。もちろん発想ツールもあるのですが、こういうときにはペンに持ち替えてプロジェクトペーパー(方眼が入っていてお気に入り)にごりごり手書きというアナログの方が発想が広がるし、実は早い。ただし、検索性を求めたり、企画書など形にする必要があるときにはPCでメモしたほうが便利です。

当時、ダ・ヴィンチのように文字でメモを書くひとは珍しかったそうですが、彼はメモを鏡面文字(鏡に映してはじめて読み取ることができる文字)として書いていたらしい。やはり天才のやることはどこか違います。うちの次男(4歳)もひらがな・カタカナをひっくりかえして書くのですが、ダ・ヴィンチみたいになってくれないだろうか。まあ、幼児のときだけの天才ではないかと思うのだけれど(泣)。

さらにダ・ヴィンチは文字だけでなく、その設計図を図解して書きとめています。この本では、ダ・ヴィンチが残した設計図をCGで再現しているのだけれど、さすがにCGだけあって、いろいろな角度から見たり、動きを紙の上で再現しているところがうれしい。できればこれはWeb上で3DのCGをぐりぐり動かしてみたいですね(もうあるのでしょうか)。

先日、クロマトーンのエントリーを書いたときに、さまざまな楽器の発明も調べてみたい、ということを考えたのですが、この本にはダ・ヴィンチが発明した楽器も掲載されていました。紹介してみます。

まずは自動演奏太鼓。ダ・ヴィンチは楽器のなかでも太鼓の研究に熱心だったようです。これは当時は打楽器が他の楽器と比べて低くみられていたという風潮があり、その地位向上のために知恵をしぼったようですが、一方で、舞台、見世物、そして戦争で使うことを考えていたようです。戦争で使う、というのはいったいどういうことでしょう。威嚇? それとも号令の代わりなのか。

そして次は獣頭のリラ。これも舞台用らしいのですが、ダ・ヴィンチには音楽的才能もあり、リラ・ダ・ブラッチョ(ヴィオラのようなもの)という撥弦楽器で、ミラノ公邸の楽師たちと演奏バトルを繰り広げたらしい(笑)。聴いてみたかったですね、発明家の演奏バトル。

最後は、ヴィオラ・オルガニスタ。これは肩から提げて弾くことができるようで、オルガンというかアコーディオンというか、そんな感じです。メカニズムとしては回転するフライホイールが弦を弾いて音を出すらしい。けれどもこの発明はどちらかというと......ふつうだ(苦笑)。

ついでに楽器ではないのですが、ぼくのハンドルが「鳥の翼」なので、鳥のように翼が動く飛行機。これは有名ですね。羽の動く仕組みの図解が興味深いです。

 

ところで、この本をさりげなく長男(10歳)の机に置いておいたのですが気付かれず。仕方がないので、これ面白いぞ、と話してみたのですが「ふーん」で終わりました(泣)。

うーむ。鏡面文字と自作の怪獣メモを書きまくっている次男に望みを託すことにしますか。しかし、4歳にこの本は難しいだろう。というわけで、しばらくは、父が楽しむことにしましょう。

投稿者: birdwing 日時: 00:00 | | トラックバック (0)